|
カタログ販売の大手、ベルーナ<9997>(東1)の前07年3月期連結業績は、売上高1299億1200万円(前々期比6.5%増)、経常利益126億2200万円(同4.2%増)、純利益71億4100万円(同3.0%増)と15期連続増収増益を達成したが、カタログ事業でポイント制度を導入したことにより利益率が低下したこととA・F(アドバンスド・ファイナンス)事業において利息返還損失引当金を計上したことにより中期経営計画の数値を下回った。
セグメント別売上高は、カタログ事業808億7000万円(同2.3%増)、単品通販291億1000万円(同4.6%増)、A・F84億3000万円(同37.4%増)、封入・同梱等を行うBOT22億1000万円(同2.8%増)、カレーム(展示販売)35億5000万円(同9.0%増)、その他(不動産、卸売り等)60億7000万円(同54.2%増)と全事業で売上を伸ばしている。
前期売上高は回復したものの減益となった主力のカタログ事業では、顧客開拓、原価率・媒体費の低減、20代から30代女性の顧客獲得、インターネット販売の拡大に取り組むことで、今期売上高809億円(前期808億7000万円)、営業利益26億円(同23億8000万円)を目指す。
単品通販事業は、これまで順調に伸びておりグループの利益の柱となっている。食品・花・ワイン事業、化粧品のオージオ、機能食品・健康食品のリフレ、海外商品のベルネットインターナショナルと多種にわたる魅力的な商品を提供していることから、今期も売上高304億円(同291億円)、営業利益40億2000万円(同37億4000万円)と増収増益を見込んでいる。
A・F事業は、利息返還請求増加に伴う引当金の大幅積み増しにより、これまでの2ケタ増益ペースから一転して前期営業利益は3.9%減となった。今期は、事業者向けファイナンスと韓国のファイナンス事業を伸ばすことで、売上高101億2000万円(同84億3000万円)、営業利益37億5000万円(同24億1000万円)を計画している。
その他事業は、不動産賃貸・販売業のエルドラドと卸販売のフレンドリーが順調であることから、今期も増収増益を見込み、売上高80億円(同60億7000万円)、経常利益21億8000万円(同19億7000万円)を計画している。
2011年3月期営業利益200億円を最終目標とした中期経営計画「あすなろ計画」の2年目にあたる今08年3月期連結業績予想は、売上高1350億円(前期比3.9%増)、経常利益144億円(同14.1%増)、純利益85億4000万円(同19.6%増)と16期連続増収増益を見込む。
|