| 企業決算情報 |
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| 今期業績急回復、増収効果で利益率改善 |
自動車関連業界向け工作機械、輸送用機器部品のエンシュウ<6218>(東1)の07年3月期連結決算は、売上高478億7000万円(前年同期比8・5%増)、経常利益18億3600万円(同0・6%増)、当期純利益11億1900万円(同4・8%増)であった。
工作機械関連事業は、売上高は計画を上回ったが、営業利益は開発途中の光関連事業が売り上げの未達と開発・販売費増で前年実績を下回った。輸送機器関連事業は、売上高は伸びたが、設備投資拡大に伴う償却費増及び新規製品取り入れによる初期費用負担増等により営業利益が減少した。
同社は、中期計画に基づく工作機械、部品(輸送機器)、光関連の各事業拡大に取り組んでいる。工作機械部門では機械づくり86年、業界屈指のノウハウを活かし、信頼される世界有数のシステム機メーカー(売上構成比80%)として、トヨタ自動車(7203)はじめ自動車関連業界向け95%と存在感を高めている。
光関連部門は、光技術(浜松ホトニクス・6965)とメカトロニクス(エンシュウ)の融合により加工技術の新分野への展開を図り、浜松ホトニクス製高出力半導体レーザー搭載の世界初のレーザー溶接・樹脂溶着システムを開発、さらに産学協同でフェムト(千兆分の1)秒レーザーを使った省エネルギー・超寿命部品加工機を開発中で今後の展開が注目される。
部品(輸送機器)部門は、ヤマハ発動機グループ中心(同グループ向け90%)にエンジンの心臓部ピストン・ボディシリンダー、ケースクランクなど輸送機器部品製造を強化、さらに新規製品の取り入れの拡大を目指している。
今期は、工作機械関連事業が工作機械、光関連事業とも売り上げが増加、営業利益は売り上げ増効果、光関連事業の採算改善で増益を予想。また、輸送機器他関連は、二輪車用エンジン部品、自動車用エンジン部品が増加するため、営業利益も増加、前期を上回る見込み。
その結果、08年3月期連結業績は、売上高530億円(前期比10・7%増)、営業利益25億5000万円(同37・0%増)、経常利益22億円(同19・8%増)、当期純利益(同7・2%増)と大幅な増収・増益を見込んでいる。 |
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