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フルキャストテクノロジー<2458>(ジャスダック上場)
技術系人材派遣業界、ピンチとチャンスの時代
高収益を上げ続ける好業績、これだけの理由


 フルキャストテクノロジー(2458・JQ)は、電気電子、半導体分野等の、主に設計・開発などに特化した、技術者の派遣事業を行なっている。このほど発表した、2007年3月中間(2006年10月〜2007年3月)決算は、売上高42億9600万円(前年同期比14・7%増)、経常利益2億7100万円(同46・9%増)、純利益1億6600万円(同59・2%増)と、大幅な増収増益で着地した。

 景気回復と団塊世代の大量退職にともない、企業の人手不足が指摘されるなか、同社のような技術者派遣企業には、ビジネスチャンスが拡大している。が、一方で、人件費の上昇や、優秀な人材の「争奪戦」は、技術者派遣企業にとってコストアップ要因になるとも指摘されている。そうしたなか、同社はなぜ、このような高収益を上げることができるのだろうか。

 最大の理由は、付加価値の高いエンジニアサービスを提供しているからだ。

 そのために、まず、人材は、技術社員を中心に採用。今3月時点の同社従業員数を見ると、管理社員114人、登録・外注社員26人に対し、技術社員は1129人と、圧倒的な割合を占めている。理工系4年制大学卒業者をはじめとして、海外在住の日本人学生、日本で技術者として働きたい外国人の採用を積極的に進めている。

 次に、充実した研修制度がある。同社独自の『G.E.T.(グローバル・エンジニア・トレーニング)プログラム』を世界7カ国で実施。とくに、顧客からの要望が高い「組込ソフトウェア」「システムLSI」「3次元CAD」を中心に、研修を展開している。

 これらの施策により、高付加価値・高技術料金でサービス提供ができ、また、おおむね95%以上という、高い稼働率を実現している。

 一方、採算性の低い受託事業(ビジネスソリューション事業)は縮小・撤退しつつある。

 こうした施策を展開することで、売り上げ・利益規模の拡大はもちろん、利益も右肩上がりで来ている。たとえば、営業利益の直近4期を見ると、2004年9月期中間で1億2312万円(営業利益率4・6%)だったものが、今中間期は2億7083万円(同6・3%)と、大幅にアップしている。

 9月通期業績予想は、売上高90億円(前年実績比16・0%増)、経常利益6億9500万円(同26・7%増)、純利益3億8000万円(同16・2%増)と、これも大幅な増収増益を見込んでいる。


 提供 日本インタビュ新聞 2007.05.31 | Media-IR PRESS

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