| 株式会社ラクーンは、小売店が仕入を行なう為の2つのサイトを運営 |
スーパーデリバリー 小売店が、新商品や定番品をメーカー各社から直接仕入れることができるサイトです。
オンライン激安問屋 企業が抱える過剰在庫を、格安にて全国の小売店へ卸販売するサイトです。 |
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| 中期計画では様変わりの業績向上 |
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ラクーン<3031>(東マ)は、アパレル・雑貨など日用必需品をメーカー及び問屋と地方小売店をネットで結んだBtoBのeマーケットプレイス(電子取引の場)を運営する。
事業は2つある。07年4月期予想売上高において、「スーパーデリバリー」が84.1%を占め主力事業、残り15.9%が「オンライン激安問屋」である。
さらに今後、主力事業のウエートがいっそう高まる。昨年秋、2010年(平成22年)4月期を最終とする中期経営戦略を発表しているが、これによると、最終年の売上高は110億円(07年4月期予想比3.2倍)を見込み、この内、スーパーデリバリーが106億円(07年4月期予想28億5800万円)と全体の96.3%を占める計画だ。同じく昨年秋、このスーパーデリバリー主体の事業を基盤として収益を拡大させるため出店企業料金体系を変更した。従来は、出店企業から初期費用40万円、1年経過後に更新料年15万円を徴収していたが、これを出店企業から基本料月額4万円とした。当面は初期費用の売上計上がなくなるため業績にマイナスに作用し、経常損益は07年4月期に続いて08年4月期も1億4000万円の赤字見通し。しかし、新料金体系が09年から利益に寄与し黒字に転換、中期経営戦略最終2010年の経常利益は6億5000万円と飛躍的に伸びる見通しだ。この時点で売上高経常利益率は5.9%にアップする。
「オンライン激安問屋」事業の売上構成比率は低下するが、「スーパーデリバリー」事業を補完する関係にある。オンライン激安問屋には過剰在庫品のマーケットとしての特性があり、集客をやりやすいことがあり、ここで集めた顧客をスパーデリバリーへ移動させることができるわけだ。
「スーパーデリバリー」では、会員小売店数、出店企業数、商材掲載数の3つを増加させることが戦略。会員小売店数を現在の1万1000店から2010年に2万7000店、出店企業数を650社から1700社、商材掲載数を9万2000点から21万7000点とすることを目標としている。
株価は昨年の上場時を高値に下落。料金体系の変更で業績を下方修正したことも響いた。しかし、料金体系変更は収益の安定した向上を図ることが目的であり、中期計画では様変わりの業績向上となる。中期投資にはぴったりの買い場とみられる。
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