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メイコー<6787>(JQ)は、2000年12月に上場して以来急速に売り上げを伸ばしている。プリント配線板というエレクトロニクス機器には必要不可欠な製品を製造していることから需要が年々高まっていることがうかがえる。
一方で、デジタル家電の普及に伴い、プリント配線板に対する顧客の要求は、より高精度、高密度、高品質、高信頼性、短期納期、低価格と非常に厳しくなってきている。
同社は、多様な要求に応えることが競争に勝つことと見極め、業界に先駆けて、中国に大規模な生産拠点を設け、大きな成果を上げている。
1975年神奈川県綾瀬市に名幸電子工業を設立し、その後82年山形工場、90年福島工場、2001年中国・広州工場、04年宮城工場、と次々と国内および海外に生産拠点を設けている。
さらに、昨年9月に最大のプリント配線板の生産拠点となる中国・武漢工場が完成した。生産能力は月間12万ヘーホーメートルで生産品目は最も需要の多い多層貫通基板が中心。
しかし、これでもまだ生産体制は十分といえず、来年春稼動が予定されているベトナム工場の建設も進んでいる。
現在のところベトナム工場以降の新たな設備投資の計画は発表されていない。
しかし、07年3月期の連結業績予想では、売上高630億円を見込んでいることから、新たな工場が稼動し、順調に生産が開始すると年間売上高1000億円が見えてくることから、業界トップクラスのプリント配線板メーカーとしての地位を築いたといえる。
1980年には設計から最終製品までの一貫生産体制を確立しているが、顧客の多様な要求に応えるためには、パターン設計の向上抜きには実現できない。
現在では66台のCADシステムをそろえ20年間の実績から得た膨大な設計データと経験をもとに高精度、高密度、短期納期を実現している。
また、厚木、掛川、大阪、郡山およびマニラといった設計拠点で働く約80名はもとより生産拠点ともネットワークで結び、設計から生産にいたる全ての段階で顧客のニーズにすばやく対応できる体制を整えている。さらに、CADによるシミュレーションシステムも3台揃え、顧客の設計コストを低減している。
純利益は02年3月期の赤字から03年4億6200万円、04年16億4100万円、05年33億8500万円、06年48億1000万円と好調に伸びてきているが、07年3月期は、原料である銅の価格高騰で36億円と減益が見込まれている。
しかし、08年3月期以降は、顧客との価格交渉により価格転嫁も予想されることに加え、これまで数年続いた年間100億円を上回る設備投資も一巡し、投資額が減少することから、利益急回復が期待される。
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