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流動化、利益率が向上、マンション1500戸体制へ
不動産の流動化事業をはじめ、首都圏でマンション・戸建販売の新日本建物<8893>(JQ)の07年3月期連結業績は、計画を上回る大幅増収・増益となり過去最高益を記録し、売上高732億円(前期比37・1%増)、経常利益46億200万円(同98・0%増)、当期純利益22億5300万円(同86・7%増)となった。
特に、収益性が高い流動化事業で、取り扱い件数が前年同期比倍増の28物件に加え、開発型案件にも積極的に取り組んだ結果、営業利益が2・9ポイント上昇し15・7%となった。また、マンション販売事業で、埼玉県での供給が320戸増の426戸、全体で82%増の860戸と年間1000戸体制に一歩近づき、販売費比率減少で営業利益率が3・8ポイント上昇した。
同社グループは現在、「新たなステージへの飛躍」を経営テーマに、収益性を重視し、社員が自己実現に挑戦できる場の創造とコーポレートガバナンス体制の強化で、効率的経営体制の構築を目指す中期計画に取り組んでいる。
成長戦略として、不動産流動化事業をコアとする積極的事業展開、不動産開発商品の「ブランド価値」構築によるマーケットポジションの向上、さらに新事業領域への進出、を3大戦略とし、引き続き年間成長率20%を越える高い利益成長を目指す。
2010年3月期には売上高1200億円(前期比63・9%増)、経常利益95億円(同10・4%増)、当期純利益55億円(同144・1%増)達成に挑戦している。
同社はこの度、事業領域拡大への新規事業として、同社100%子会社(株)ステップアップを設立、「サービスオフィス事業」を立ち上げた。9月1日より業務を開始する。
この事業は、立地条件の良い小規模オフィスに、さまざまなビジネスサービスを付加し外資系企業やベンチャー起業などのニーズである「投資リスクの低減」「ビジネス環境の向上」などを満足させる特徴を持ち、同社グループの流動化事業とのシナジー効果も期待される。
同社08年3月期連結業績見通しは、流動化事業用物件の手当ても終わり、新築マンション事業も、埼玉・千葉郊外の駅周辺などで開発した物件販売で初の1160戸を予定しており、売上高960億円(前期比31・1%増)、経常利益55億6000万円(同20・8%増)、当期純利益29億5000万円(同30・9%増)を見込み、連続最高利益更新は固い。
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