| 企業決算情報 |
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| 当日仕入れの当日売り切り |
鮮魚小売業の魚力(7596・東2)は、その日仕入れた鮮魚は、その日のうちに売り切ることを実施し、新鮮な食材を提供することで、消費者の信頼にこたえている。
鮮魚小売業界は、オーバーストアー状態で、店舗間の競争は激しくなっている。しかも、最も人気のあるマグロは、漁獲量が減少しているうえに、これまで食べなかった欧米人の消費量が増えていることから、価格が上昇してきている。厳しい環境にあり、昨期と今期の退店の影響もあり今08年3月期業績予想は、売上高241億円(前期比1・6%減)、経常利益12億8000万円(同15・5%減)、純利益7億2000万円(同14・8%減)と減収減益の見込みではあるが、業界でトップの高収益企業であることから、四季報によると今期が底と見ていて、来期より急回復を予想している。
事業別に見ると小売事業は、スクラップ&ビルドで不採算店を撤退し、堅実経営を行う一方、仕入れ単価上昇の対策として、価格の影響を受けにくい近海物を強化する方針。卸売事業は、元々仕入れ力には定評があることから、これまで培ってきた、全国の魚市場、漁協、商社、外国の仕入れルートを活かし売上を伸ばしている。前期は36億4900万円(前々期比19・4%増)と好調であり、今期も期待されている。飲食事業では、海鮮寿司店4店舗、海鮮魚力(居酒屋)4店舗の計8店を出店している。食材が新鮮であることから人気がある。特に海鮮魚力は、予約が必要な状況。
今期は2店の出店計画がある。1店目は7月18日に市ヶ谷に出店する。昼間はランチ、夜は居酒屋としてオープンする。今後は、飲食店舗を10店舗まで増やし、状況を見て、その後の判断をするとしている。
ミートホープ事件が発覚する一方で、内部告発があった、無かったと役所は責任の擦り合いというお粗末な結果となっているが、家庭の食の安全・安心を守るには食に携わる企業の経営方針を重要視するのも一つの方法と思える。その意味からいくと魚力の「当日仕入れの当日販売」は、消費者にとって一条の光といえる。 |
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