2009年07月23日
決算情報 Media-IR 日本インタビュ新聞社

毎日コムネット:第2四半期決算説明会を開催


■前年同期比減収大幅減益も計画比では増収増益を確保

毎日コムネットのホームページ 大学生向けの賃貸マンションに特化している毎日コムネット<8908>(JQ)の今09年11月期第2四半期連結業績の決算説明会が、14日に新光総合研究所で開催された。
 第2四半期の業績は、売上高45億1400万円(前年同期比4.3%減)、営業利益4億8800万円(同50.2%減)、経常利益4億700万円(同55.6%減)、純利益2億1200万円(同60.5%減)と減収大幅減益。しかし、計画比では売上高1.4%増、営業利益19.2%増、経常利益23.6%増、純利益15.0%増と増収増益を確保している。今期は不動産環境の悪化を考慮し、当初より開発物件の利益を見込まない計画であるため、前期より大幅な減収となっている。
 5月末現在の総管理戸数は6120戸(同478戸増)で、4年連続入居率100%を確保している。また、自社開発学生マンション「カレッジスクエア」シリーズを順次オープンしている。今期は、1棟59戸を売却しているが、新規3棟176戸を加え、販売用物件のストックは7棟500戸である。
 部門別売上高を見ると、学生マンション部門30億1700万円(前期比3.8%増)、開発部門7億1100万円(同31.2%減)、課外活動支援部門7億7000万円(同1.1%増)、人材ソリューション部門1500万円(同31.7%増)と開発部門を除くと増収となっている。
 キャッシュ・フローを見ると、営業キャッシュ・フロー△1億7100万円、投資キャッシュ・フロー△3億3800万円、財務キャッシュ・フロー△7億9300万円であり、第2四半期末の現金及び現金同等物の残高は前期末比7億9300万円減の18億2400万円。しかし、「資金繰りは心配ありません。今期の建築資金はネット7000万円の支出を予定していますが、今月元住吉の物件が売却できたため、6億5000万円のキャッシュが入ってきます。」(代表取締役社長伊藤守氏)と資金繰りに関しては全く問題がない。
 更に、「ここ2ヶ月で潮目は変わりました。3月から5月でかなりの物件が出回ったが、利回り7.5%の物件はそうそう無くなっていて、打診買いが増えてきています。」(専務取締役原利典氏)とのことで、現在保有している自社開発物件で稼動中の7物件の売却も間近くなっていることが窺える。

■2015年には管理戸数1万戸を目指す

 同社は、企業が保有している不動産の価値を最大化するCRE戦略へのアプローチを推進している。具体的には、企業が保有している土地に大学生専用のマンションを建設してもらい、長期にわたって、一棟一括借り上げで一定の賃料を保障するモデルである。
 同社の強みは、学生専用マンションとしての入居者募集力にあるともいえるが、実際4年連続で新入生を迎える4月入居率は4年連続100%を達成している。
 今期連結業績予想は、売上高100億円(同0.1%減)、営業利益7億6500万円(同49.7%減)、経常利益6億1000万円(同55.8%減)、純利益3億4500万円(同47.5%減)と減収大幅減益を見込むが、安定的な収益をもたらしている管理戸数が毎年増加していることから、事業面での不安要因は少ない。

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