プラマテルズ<2714>(JQ)は、多品種小ロットの付加価値の高い合成樹脂を取扱う専門商社。1952年の設立で、歴史も長く、その間に蓄積された合成樹脂に関する知識、情報を元に、提案型の営業ができることから国内の大手家電、OA機器メーカーほとんどと取引があり、しかも新商品開発段階から参加するほど信頼性も高い。また、国内はもとより、日系企業の海外進出に伴い、供給体制を整えるために、天津、上海、香港、シンガポールに現地法人を設けている。さらに、大連とベトナムにコンパウンド工場を設立。特に06年に東洋インキと共同でベトナム工場を設立したことで、香港法人の売上が伸びている。
しかし、100年に1度ともいわれる不況を迎え、合成樹脂業界にもジワリと影響が出てきている。合成樹脂原料の基礎原料であるエチレンの今第3四半期間(08年10月1日〜12月31日)の生産量は157万4400トン(同20.5%減)。これは誘導品である石油化学製品の需要が大幅に減退したため。特に12月のエチレンの生産量は経済産業省がデータをとり始めた1990年以来、最低の稼働率の50万8200トン(同24.0%減)となっている。
足元の合成樹脂原料の需要が大幅に減退しているため、今通期業績予想を下方修正している。売上高は前回予想を15億円下回る550億円(前期比3.3%減)、経常利益は1億8000万円下回る8億円(同15.2%減)、純利益は1億1500万円下回る4億5500万円(同35.4%減)を見込む。
しかし、1株利益は53円23銭を見込んでいることから、現在の株価は割安。配当予想は16円で、利回り5.2%。しかも4月1日から売買単元を1000株から100株に引き下げるため、流動性は高まり、出来高増が予想される。
>>プラマテルズのIR企業情報
☆決算期(3月末)
■売買単位:1000株
■配当利回り:5.2%
■年間配当:16円予(期末)


