2009年3月 これから狙える高配当銘柄特集
高配当銘柄特集

神鋼商事は景気の影響は避けられないが配当は継続


神鋼商事のHP 神鋼商事<8075>(東1)の売上構成は、鉄鋼、鉄鋼原料、非鉄金属、機械・情報、溶材の5セグメントからなる。
 第3四半期の各セグメント別の売上高、営業利益を見ると、鉄鋼は自動車業界向けを中心として線材製品の需要が下期から減少、鋼板製品も需要が急速に減少、棒鋼製品は先安感による買い控えの影響があったことから、売上高は2446億8800万円(同21.3%増)、営業利益35億1300万円(同38.7%増)と増収、増益。
 鉄鋼原料では、昨年の夏以降、鉄スクラップは市況価格の下落が続き取扱量も減少したが、合金鉄が増加したことに加え、今年度から神戸製鋼所向け輸入鉄鋼原料の納入を開始した影響で、売上高は3243億1500万円(同340.1%増)、営業利益12億6600万円(同22.2%増)と大幅増収増益。
 非鉄金属では、銅製品は、半導体素材や自動車向け端子コネクター用銅板条が減少し、アルミ製品は、空調用アルミ板状や液晶製造装置向けアルミ加工材が減少したため、売上高は1562億3800万円(同1.7%減)、営業利益は銅・アルミ地金価格の下落影響もあり6億200万円(同57.4%減)と大幅減益。
 機械・情報においては、機械製品は、製鉄所向けの設備納入や化学機械の販売が堅調に推移したが、情報産業関連商品は、液晶電子材料や半導体検査受託ビジネスが減少した。売上高は653億5800万円(同14.9%増)、営業利益は8億100万円(同35.0%減)。
 溶材では、下半期に入り、建設機械、自動車業界向けが大幅に減少。一方、造船、化工機業界向けは堅調であったため、これに伴い生産材料も堅調であった。売上高は439億7100万円(同18.5%増)、営業利益10億5400万円(同44.2%増)。
 同社は神戸製鋼直系の商社であり、多くの企業と取引しているため、全体の景気の影響は避けられず、今通期業績予想は、売上高1兆300億円(前期比42.9%増)、営業利益80億円(同13.8%減)、経常利益75億円(同20.2%減)、純利益38億円(同19.5%減)を見込む。

☆決算期(3月末)
売買単位:100株
配当利回り:5.7%
年間配当:8円(中間、期末各4円)

>>神鋼商事のIR企業情報

●厳選 これから狙える高配当銘柄(順不同)

銘 柄 記 事
・新日本製鐵<5401>(東1) 新日本製鐵は今期減益だが02年3月期より営業益は5倍
・フォーカスシステムズ<4662>(JQ) フォーカスシステムズは今期増収増益で底値圏のモミ合いは絶好の仕込み場
・ミロク情報サービス<9928>(東2) ミロク情報サービスは配当利回りは5.8%、販売パートナーの拡販体制を強化
・星光PMC<4963>(東2) 星光PMCは好業績で中国関連人気に乗る、利回り4.5%
・東栄リーファーライン<9133>(JQ) 東栄リーファーラインは期末配当15円を予定、利回り5.7%と高配当
・川崎近海汽船<9179>(東1) 川崎近海汽船の利回りは実に6%台、ロシアなどの輸送拡大で300円以下は割安
・プラマテルズ<2714>(JQ) プラマテルズは4月より売買単元100株へ、流動性高まり出来高増が予想される
・インテージ<4326>(東2) インテージは新しい「情報プラットホーム」構築とグローバル展開目指す
・日本ライフライン<7575>(JQ) 日本ライフラインは利益率の高いエラ・メディカル社の製品と自社製品の売上構成比が上昇
・アドアーズ<4712>(JQ) アドアーズは他社が投資を控えるなかで駅前の好立地に出店攻勢
・国際計測器<7722>(JQ) 国際計測器は自動車・タイヤ関連業界の需要が急速に縮小
・神鋼商事<8075>(東1) 神鋼商事は景気の影響は避けられないが配当は継続

>>総論はこちら

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR 2009.03 |特集