なべ底を入れ長期トレンドは上昇基調に転換
アネストワン(8895)は割安感が強い、業績大幅回復予想のチャート好転株としてここから注目したい。同社は首都圏郊外で一次取得者向けに低価格の戸建住宅・マンションを手がけるが、今月1日に4連騰し515円の年初来高値を付けるとともに東証1部市場で値上がり率ランキング第2位となったことが注目のきっかけとなった。急騰にもかかわらず、当日を含めた前後に、新たな材料が発表されたわけではないことが着目材料といってもよい。今2009年3月期単独業績予想は、改正建築法の影響により前期利益が半減した反動もあり、前期比11%増収、42%営業増益予想と急回復見通しにある。建築認定の改善でマンションが伸長し、戸建ては続伸するうえ、耐震補修工事負担も消え、用地高もピークを超えることが背景。配当については、中間期末5円、期末15円合わせて20円と前期並を予定。配当利回りは4.12%と高い。しかも、今期予想PERは6倍台、PBRは0.82倍にとどまり割安感が極めて強い。
●アネストワン(8895)

株価は、3月17日につけた上場来安値295円を基点に、4月8日に301円の二番底を入れた後、上昇基調に転じたもので、今週、13週移動平均線が26週線を上抜くゴールデンクロスを示現し、上昇相場への舵取りを鮮明化させたばかり。495円には52週線の壁が控えている。また、不動産セクターは人気薄だ。週足ベースの一目均衡表では、「雲」と呼ばれる抵抗帯が4日現在の「下限」514円が引き続き急降下中だが、上限は4日現在1072円とあるか上空にあり、7月15日にようやく1000円を割れる水準と厚い「雲」に覆われ、方向は定め難い。しかし、長期下降トレンドから、なべ底入れで上昇基調に転換した今、強気に転じるのがテクニカルな見方。日足ベースでみた一目均衡表では、5月上旬に「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を上抜いた後は、雲の上限が下値サポートラインとなっている。今月1日からは終値ベースで200日移動平均線を上抜き、中勢上昇基調入りを鮮明化させている。まず、打診買いしたい。そして、450円割れ水準で押し目買いし、年初来高値更新後に追撃買いとしたい。
■(前回)日本電信電話(NTT)(9432)
押し目は拾いたい
日本電信電話(NTT)(9432)は3日、9日ぶりに反落した。が、一度動き出せば、大型株ゆえなかなか止まらない習性があるのがNTT株。全般相場に不透明感が強いなかでは、目先小幅な日柄、値幅調整が必要とみるが、既に、3月安値を基点に上昇基調入りしており、海外政府系ファンドによる旧国策企業買い期待も強い。押し目は拾いたい。
>>前回の日本電信電話(NTT)(9432)
(株式評論家・熱田和雄)
- (39)塩野義製薬は07年9月安値基点の中勢上昇第3波動
- (38)日足、週足ベースともGC相次ぐ科研薬
- (37)ザッパラスは調整完了目前、ボックス上放れ期待
- (36)三ツ星ベルトは中勢上昇基調入りを示唆するGCを示現
- (35)5割超の会員比率の20代が支え再成長期入り目指すCCC
- (34)メタボ関連として市場拡大、業績拡大期入りのアルペン
- (33)需要堅調な医療用漢方製剤に経営資源を集中させるツムラ
- (32)東京スカイツリー関連の割安銘柄東武ストア
- (31)新生プレナスの勢い加速はこれからだ
- (30)製品への価格転嫁力で最高益更新続くユニチャームペット
- (29)「阪神優勝」など豊富な物色材料
- (28)明日大引け後発表の1Q決算は順調見込む
- (27)不人気も業績V字型回復の割安銘柄
- (26)石油事業から太陽電池事業に踏み込む昭和シェル石油
- (25)一貫、人気薄の好業績・割安株狙い
- (24)W底銘柄のGC示現は買い
- (23)省エネの流れを追い風に主力の空調関連新設工事が拡大
- (22)見直されて当然の好業績・割安株
- (21)業績急回復の割安株の修正高相場が始まる
- (20)全般多難な相場時は国策がらみ銘柄押し目買い
- (19)調整期入りもなべ底銘柄は押し目買い好機
- (18)高値波乱想定も長期線収斂は中勢強気のサイン
- (17)波乱局面は、割安底入れ不人気株の買い好機
- (16)新規上場銘柄大幅減で数少ない直近上場銘柄は魅力的
- (15)初押しは買い、エイチワンは業績悪織り込み中期上昇基調入り
- (14)長期下降トレンド後のナベ底形成は上昇相場始動のサイン
- (13)調整局面は材料思惑株の押し目狙いが筋
- (12)オルガノは短中期線GC示現で目先波乱も中期上値試す
- (11)「窓」を空けた高値圏から上値を伺う主力株が高く跳ぶ!(NTT)
- (10)最高値更新から一段高を目指す条件は?(日本製鋼所)
- (9)押し目待ちに、押し目なし(新神戸電機)
- (8)200日移動平均線は中長期判断(基準)(日新製鋼)
- (7)上値関門突破も先行き相場は全般相場のエネルギー次第(国際石油開発帝石HD)
- (6)長期下落基調銘柄の長期移動平均線上方かい離回復は買い(日本風力開発)
- (5)三角保ち合いは放れた方に付け(日本風力開発)
- (4) なべ底相場からゴールデンクロス示現は「買い」(タケエイ)
- (3) 三角保ち合いは放れた方に付け(TAIYO)
- (2) 三角保ち合いは放れた方に付け(木村化工機)
- (1) W底確認が「買い」のサイン
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR 2008.07.04 |特集

