移動平均線に下支えられた上昇基調を継続
日本電技(1723・JQ)は、2003年3月に株式を新規上場したビル空調計装大手。計測、監視、制御を自動的に行う計装事業を手がける。今09年3月期単独営業利益は、前期比12%増の15億円を予想。06年3月期をボトムに3期連続2ケタ増益で、連続過去最高更新予想にある。環境関連意識の高まりを追い風に、省エネ型化需要が伸びているのだ。主力の空調計装事業の受注残は前期末比2ケタ増と豊富。また、築20年前後の改修期にある建造物も豊富で需要増が続く。光化学スモッグ関連株処理システムの着実な営業も続いている。
今期予想1株利益は103.7円と100円台乗せ、配当については、06年3月期に13円まで落ち込んだものの、その後、連続増配で今期は6円増配し31円に。予想配当利回り2.97%で、予想PERは10倍、PBRは0.81倍・・と知名度不足により割安感が著しい。外国人持ち株比率8.50%、投信比率5.00%で浮動株比率は9.20%とあっては出来高薄も止む得ないところだが、いかにも割り安感が強い。地球温暖化防止に向け、企業の温暖化対策が求められるなか、省エネ化関連株として同社の今後のPER修正高人気が期待される。
●日本電技(1723・JQ)

移動平均線に下支えられた上昇基調を継続
世界の株式市場が方向感を見失った「世界同時株安」的な流れにある中、銘柄選択が厳しくなっている。が、だからこそ、<中期的な流れを読む75日移動平均線に下支えられた上昇基調を継続>、4ケタ定着を鮮明化しつつある、日本電技株を見直したい。
同社株価は、長期的には、上場来、なんどかヤマをつけながらも、下値を切り上げる上昇基調を継続している。上場来高値は昨年7月につけた1300円。最安値は上場初値の315円。昨年4月につけた671円の直近安値を基点に、業績好調ぶりを買う流れに乗り7月に高値を記録。その後、調整に入ったが、<75日移動平均線に下支えられた上昇基調を継続>、4ケタ定着を鮮明化しつつある。そして、下支えするのは75日線だけでなく、今年2月からは日足ベースの一目均衡表で「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限が、そして、5月第4週からは、週足ベースの一目均衡表で「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限が下値サポートラインに加わってきた。長期をみる月足ベースでは、6月に6カ月線が12カ月線を上抜くゴールデンクロスを回復、上昇相場時に出てくる「(上から順に)短期―中期―長期線」と並ぶ「順なパターン」を鮮明化させてきた!
■(前回)テクノメディカ(6678)
押し目は拾いたい
テクノメディカ(6678)は、10日、7000円安の27万円と反落した。が、<テクニカルは中勢上昇基調入りを鮮明化>させており、依然、週足ベースの一目均衡表で「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を、今週上抜いて推移している。日足ベースでも7日、9日と「雲」の上限を上抜くなどいま一歩で、上限を上抜き目先上昇基調を鮮明化させる格好となっている。週足ベースの移動平均線では、13週移動平均線が下値サポートラインとなっている。ただ、26週線はまだ52週線の下にあり、ゴールデン・クロス(GC)に向け徐々に迫りつつあるところだ。GC示現までに打診買い、GC後に追撃買いと変更したい。
>>前回のテクノメディカ(6678)
(株式評論家・熱田和雄)
- (39)塩野義製薬は07年9月安値基点の中勢上昇第3波動
- (38)日足、週足ベースともGC相次ぐ科研薬
- (37)ザッパラスは調整完了目前、ボックス上放れ期待
- (36)三ツ星ベルトは中勢上昇基調入りを示唆するGCを示現
- (35)5割超の会員比率の20代が支え再成長期入り目指すCCC
- (34)メタボ関連として市場拡大、業績拡大期入りのアルペン
- (33)需要堅調な医療用漢方製剤に経営資源を集中させるツムラ
- (32)東京スカイツリー関連の割安銘柄東武ストア
- (31)新生プレナスの勢い加速はこれからだ
- (30)製品への価格転嫁力で最高益更新続くユニチャームペット
- (29)「阪神優勝」など豊富な物色材料
- (28)明日大引け後発表の1Q決算は順調見込む
- (27)不人気も業績V字型回復の割安銘柄
- (26)石油事業から太陽電池事業に踏み込む昭和シェル石油
- (25)一貫、人気薄の好業績・割安株狙い
- (24)W底銘柄のGC示現は買い
- (23)省エネの流れを追い風に主力の空調関連新設工事が拡大
- (22)見直されて当然の好業績・割安株
- (21)業績急回復の割安株の修正高相場が始まる
- (20)全般多難な相場時は国策がらみ銘柄押し目買い
- (19)調整期入りもなべ底銘柄は押し目買い好機
- (18)高値波乱想定も長期線収斂は中勢強気のサイン
- (17)波乱局面は、割安底入れ不人気株の買い好機
- (16)新規上場銘柄大幅減で数少ない直近上場銘柄は魅力的
- (15)初押しは買い、エイチワンは業績悪織り込み中期上昇基調入り
- (14)長期下降トレンド後のナベ底形成は上昇相場始動のサイン
- (13)調整局面は材料思惑株の押し目狙いが筋
- (12)オルガノは短中期線GC示現で目先波乱も中期上値試す
- (11)「窓」を空けた高値圏から上値を伺う主力株が高く跳ぶ!(NTT)
- (10)最高値更新から一段高を目指す条件は?(日本製鋼所)
- (9)押し目待ちに、押し目なし(新神戸電機)
- (8)200日移動平均線は中長期判断(基準)(日新製鋼)
- (7)上値関門突破も先行き相場は全般相場のエネルギー次第(国際石油開発帝石HD)
- (6)長期下落基調銘柄の長期移動平均線上方かい離回復は買い(日本風力開発)
- (5)三角保ち合いは放れた方に付け(日本風力開発)
- (4) なべ底相場からゴールデンクロス示現は「買い」(タケエイ)
- (3) 三角保ち合いは放れた方に付け(TAIYO)
- (2) 三角保ち合いは放れた方に付け(木村化工機)
- (1) W底確認が「買い」のサイン
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR 2008.07.11 |特集

