W底銘柄のGC示現は買い
あさひ(3333)が、東証1部銘柄だとどのくらいの数の投資家、証券関係者が知っている?ジャスダック市場上場から東証2部を経て昨年10月から東証1部に指定替えされたばかりであり、自転車屋?とあって認知度は低い!20年超のマウンテンバイク乗りの筆者も近所のサイクルショップには出入りするものの、あさひを具体的に知ろうという気を起こさせなかったのだから、当然ともいえる。が、今、書店の雑誌コーナーに、自転車関連の月刊誌やグラビア誌スペースが大きく取られていることに気づくはず。そう、健康志向、原油高騰と環境関連意識の高まりを背景に自転車が見直されており、マウンテンバイク、ロードレーサーなどを取り扱う専門のサイクルショップも増えている。
同社は、大型の自転車専門店「サイクルベースあさひ」を1982年10月に大阪府吹田に出店し、全国チェーン展開してきた。現在153店舗。設立は第一次スポーツサイクル人気の5年前のことだ。7日に発表された6月度月次速報では、既存店売上が前年同月比1.3%増となり、3〜6月度累計で2.1%増とプラスで推移しており、新規開店を含む全店ベースでは、6月度が17.7%増、3〜6月累計で15.7%増と2ケタの伸びが続く。今09年2月期単独業績は、前期比24%増収、27%営業増益、23%最終増益とすこぶる好調見通しにあり、いずれも、連続過去最高更新の見通し。予想1株益は74.6円。2月末外国人持ち株比率は4.7%、投信保有株比率は18.6%だ。
●あさひ(3333)

株価は15日、一時1570円まで買われ、6月25日に付けた年初来高値1572円に肉薄した。10日に75日移動平均線が200日線を上抜くゴールデン・クロスを示現したここから、新値抜けに付きたい。ジャスダック市場に上場したのが04年8月。上場来高値はその月の6330円。2度の株式分割落ちをはさみ、今年1月17日の上場来安値970円まで下げ、底入れ。3月18日につけた980円を二番底とし、4月に2月26日の戻り高値1294円を突破したことで、W底を確認。同時に、日足ベースの一目均衡表で「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限も突き破り、上昇基調入りを鮮明化。7月第1週には週足ベースでも一目均衡表の「雲」上限を突破した。
1500円台は昨年11月までの下値サポートラインだったことから、今度は、同水準が目先の上値ネックラインとなる可能性がある。しかも、年初来安値から61.8%上昇しており、利益確定売りは出やすくなっている。が、W底を入れた後に、GCを示現するなどテクニカルが好転中であり、日足、週足ベースの「雲」上限が下値サポートラインに転じている。まず、打診買いをしウォッチングを継続したい。
■(前回)日本電技(1723)
今後のPER修正高人気に期待
日本電技(1723・JQ)は、11日終値水準で直近高値をにらんだしっかりの展開が続いている。今09年3月期単独業績は、増収2ケタ増益予想にあり、予想1株利益103.7円。配当は、6円増配の31円を予定。予想PERは10倍台、PBR0.81倍台はいかにも割安感が著しい。これは知名度不足と新興市場忌避の動きが強まっていることが主因。株価の動意とともに知名度は上昇すると楽観視している。地球温暖化対応に向け「企業の温暖化対策が求められるなか、省エネ化関連株として同社の今後のPER修正高人気が期待される」とのみかたを継続する。
>>前回の日本電技(1723)
(株式評論家・熱田和雄)
- (39)塩野義製薬は07年9月安値基点の中勢上昇第3波動
- (38)日足、週足ベースともGC相次ぐ科研薬
- (37)ザッパラスは調整完了目前、ボックス上放れ期待
- (36)三ツ星ベルトは中勢上昇基調入りを示唆するGCを示現
- (35)5割超の会員比率の20代が支え再成長期入り目指すCCC
- (34)メタボ関連として市場拡大、業績拡大期入りのアルペン
- (33)需要堅調な医療用漢方製剤に経営資源を集中させるツムラ
- (32)東京スカイツリー関連の割安銘柄東武ストア
- (31)新生プレナスの勢い加速はこれからだ
- (30)製品への価格転嫁力で最高益更新続くユニチャームペット
- (29)「阪神優勝」など豊富な物色材料
- (28)明日大引け後発表の1Q決算は順調見込む
- (27)不人気も業績V字型回復の割安銘柄
- (26)石油事業から太陽電池事業に踏み込む昭和シェル石油
- (25)一貫、人気薄の好業績・割安株狙い
- (24)W底銘柄のGC示現は買い
- (23)省エネの流れを追い風に主力の空調関連新設工事が拡大
- (22)見直されて当然の好業績・割安株
- (21)業績急回復の割安株の修正高相場が始まる
- (20)全般多難な相場時は国策がらみ銘柄押し目買い
- (19)調整期入りもなべ底銘柄は押し目買い好機
- (18)高値波乱想定も長期線収斂は中勢強気のサイン
- (17)波乱局面は、割安底入れ不人気株の買い好機
- (16)新規上場銘柄大幅減で数少ない直近上場銘柄は魅力的
- (15)初押しは買い、エイチワンは業績悪織り込み中期上昇基調入り
- (14)長期下降トレンド後のナベ底形成は上昇相場始動のサイン
- (13)調整局面は材料思惑株の押し目狙いが筋
- (12)オルガノは短中期線GC示現で目先波乱も中期上値試す
- (11)「窓」を空けた高値圏から上値を伺う主力株が高く跳ぶ!(NTT)
- (10)最高値更新から一段高を目指す条件は?(日本製鋼所)
- (9)押し目待ちに、押し目なし(新神戸電機)
- (8)200日移動平均線は中長期判断(基準)(日新製鋼)
- (7)上値関門突破も先行き相場は全般相場のエネルギー次第(国際石油開発帝石HD)
- (6)長期下落基調銘柄の長期移動平均線上方かい離回復は買い(日本風力開発)
- (5)三角保ち合いは放れた方に付け(日本風力開発)
- (4) なべ底相場からゴールデンクロス示現は「買い」(タケエイ)
- (3) 三角保ち合いは放れた方に付け(TAIYO)
- (2) 三角保ち合いは放れた方に付け(木村化工機)
- (1) W底確認が「買い」のサイン
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR 2008.07.16 |特集

