新規上場から1カ月目を迎えるのが、3月26日に上場したTAIYO(6252・東2)。油圧・空気圧機器、機械・装置の製造・販売を手掛け、前08年3月期連結業績は、0.1%増収、2.4%経常増益、33%純利益増の見通しで、1株利益は23.5円。予想PERはわずか6.7倍だ。発行済み株式総数は5330万株弱、時価総額は84.2億円で大き過ぎることはない。注目すべきは、上場時の主幹事証券野村の同社紹介レポートで、「中期的にパーカー・ハネフィンからの委託生産で太陽電池製造装置の供給を計画している」と紹介されていること。ならば、人気の太陽電池関連の低位割安銘柄として見直し余地が大きいということ。

チャートをみると、「4月4日に128円の上場来安値を刻んだあと、活況裏に6連騰し、169円の上場来高値をつけた」、まだ、上場から日が浅いため、移動平均線をきっちり描くことはできない。が、その後、14日高値169円@をトップに、翌15日安値152円Aをボトムとする日足ベースの小さな「三角保ち合い」を形成している。ここから、日足ベースでモミ合いをどちらに放れるか注視したい。「上放れるとPER10倍台、つまり、235円水準まであっても不思議ない」とみて、買いにいくか。「下放れたときは、4日安値128円が下限で、2番底形成をみて」押し目買いするか。いずれにしても、09年3月期業績がよほど厳しいものにならない限り、「買い場」探しで臨むべきであろう。まずは、小保ち合いをどちらに放れるか注目しよう。
2008年4月24日
来週月曜日の午前中の動きと午後の動きのバランスを注視
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木村化工機(6378)は、「22日の日足が、サーベルを上に向け立てた、あすの下げを呼ぶ格好となった」。が、きのう、きょうと続伸。22日の高値でサーベルの突端にあたる1156円にあと4円と迫る場面があるなど「サミットに向かって上値を追う展開を期待させる格好」となった。
もちろん、週末の25日の株価が重要だ。きょう現在の週足チャートは上々の陽線となっており、「三角保ち合い」上放れの最初の条件である2月5日の戻り高値1282円挑戦に意欲十分の構えとなっている。6週移動平均線から52週線まで移動平均線は985円から1009円までの間に収れんしており、このまま週足陽線がたつなら、1282円突破も難しくはなさそうだ。
25日の動向に注目すると同時に、来週月曜日の午前中の動きと午後の動きのバランスを注視したい。(というのは)前の週の足が元気でかっこよいと、次の週の前場に買いが一巡した後、売り優勢に転じやすく、日足、週足を崩すことがよくあるからだ。全般相場が読みにくくなっても、きょうのように太陽電池関連株や原子力発電関連株など二酸化炭素排出減・温暖化回避関連株の出番はあるとみている。
(株式評論家・熱田和雄)
- (1) W底確認が「買い」のサイン
- (2) 三角保ち合いは放れた方に付け(木村化工機)
- (3) 三角保ち合いは放れた方に付け(TAIYO)
- (4) なべ底相場からゴールデンクロス示現は「買い」(タケエイ)
- (5)三角保ち合いは放れた方に付け(日本風力開発)
- (6)長期下落基調銘柄の長期移動平均線上方かい離回復は買い(日本風力開発)
- (7)上値関門突破も先行き相場は全般相場のエネルギー次第(国際石油開発帝石HD)
- (8)200日移動平均線は中長期判断(基準)(日新製鋼)
- (9)押し目待ちに、押し目なし(新神戸電機)
- (10)最高値更新から一段高を目指す条件は?(日本製鋼所)
- (11)「窓」を空けた高値圏から上値を伺う主力株が高く跳ぶ!(NTT)
- (12)オルガノは短中期線GC示現で目先波乱も中期上値試す
- (13)調整局面は材料思惑株の押し目狙いが筋
- (14)長期下降トレンド後のナベ底形成は上昇相場始動のサイン
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR 2008.04.22 |特集

