東武ストア(8274)は東武線沿線を中心に東京、埼玉、千葉に合計51店舗を営業する東武鉄道系のスーパーマーケット。店舗の約8割が24時間営業と午前0時前後の深夜営業を展開するコンビニ店舗。
7月、首都圏の地上デジタル用電波塔「東京スカイツリー」(業平橋押上地区開発計画)の起工式が行われ、建設工事が始まった。2012年春の開業を予定しており、完成後の波及効果への期待は大だ!また、同社は、直近積極的な出店攻勢が続いている。10年度までの4年間に20店舗前後と出店を加速させる予定だ。もちろん、出店にかかるコスト増が収益の伸びを抑えるが、それは一過性。業容拡大期待は十分だ。7月上旬に今09年2月期連結業績予想の利益面の増額修正を発表した。経常利益は従来予想の24億円から前期比4.2%増の26億円と減益予想から一転増益見通しに転じた。予想1株利益は31.9円であり、今期予想PER12.9倍はいかにも割安感が強い。修正高余地は大といえよう。
●東武ストア(8274)

GC示現、上昇基調鮮明化の日を待ち望む
株価は、12日も続伸。一時415円まで上昇し昨年12月27日以来の高値水準に買われた。2002年12月安値160円を基点としたゆっくりではあるが長期上昇波動にあり、短期的には、今年1月安値312円あるいは、7月16日の直近安値353円からの上値トライ相場が続いている。不透明感が強い全般相場とは違った同社株独自の相場を展開する可能性大とみてよさそうだ。じり高基調かつ400円固めのここから「打診買い」したい。
■月足ベースでは、03年以降、上値、下値とも切り上がる上昇相場を描いており、04年春以降は、24カ月移動平均線が強力な下値サポートラインとなってきた。また、05年1月以降は一目均衡表で「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限も下値をサポートしている。
■日足ベースでは、まず、7月前半に一目均衡表「雲」上限を突破し、後半に200日線を上抜いた後、これまでのように失速、急反落することなく、上値追いが続いている。8月8日には25日線が200日線を上抜いた。残るは75日線が200日線を上抜く中長期線のゴールデン・クロス(GC)のみ。ここから急ピッチの上昇がなければ、GCの示現には若干時間がかかりそうだ。が、上から順に「日々線―短期線―中期線―長期線」と並ぶ「順なパターン」となり、上昇基調を鮮明化する日はそう遠くない。
■(前回)プレナス(9945)
長期強気姿勢を堅持し押し目買い
プレナス(9945)は、8日に1966円の年初来高値をつけた後、12日には1816円まで突っ込む場面もあった。3月17日の上場来安値1010円を基点とし上昇基調を刻んできたものであり、2000円を前にした利益確定売りが先行したもの。前週、週足ベースの一目均衡表で「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を06年8月第3週以来2年ぶりに上抜いたが、はね飛ばされた格好となった。2000円相場に入る前に調整が必要と阻まれたものだ。しかし、既に、日足ベースでは、7月24日に75日移動平均線が200日線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現しており、週足ベースでも9月中旬頃には26週線が52週線を上抜くGCの示現が予想され、上昇基調入りが一層鮮明化する見通しにある。場況にもよるが、7月安値1440円からの上げ幅526円に対する半値押し水準の1703円、75日線の1620円台(日々上昇中)を想定し、長期強気姿勢を堅持し押し目買いしたい。
>>前回のプレナス(9945)
(株式評論家・熱田和雄)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR 2008.08.13 |特集

