カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)<4756>(東1)が、先に発表した2009年3月期第1四半期(4〜6月・1Q)連結決算は、営業利益が前年同期比35%増の32億7500万円となった。主力のTSUTAYA店舗数は44店増の1339店舗と3%増。Tカードの発行拠点数が1万カ所を越え、T会員数は月間100万人ペースと拡大、1Q末で847万人増の2925万人と41%の大幅増となり、さらに急拡大中だ。そして、20代が会員数の52.5%を占め、同社を支える。
06年3月期、営業利益は前の期比76%増の141億円と大幅増益となった。が、最終損益は、大幅増益計画に基づく店舗急拡大のなか、のれん代一括償却、連結除却損などで大幅赤字。その後も、不採算事業の整理・見直しを進める一方、先行投資の負担増などコストアップが響き営業利益も伸び悩んだ。ようやく、前08年3月期に前の期比13%増収、5%営業増益(最終60%減益)と増益率を高め、今期2%増と慎重計画の後、来10年3月期13%増の175億円を目指す。
●カルチュア・コンビニエンス・クラブ(4756)

来週末にも中・長期線のGCが示現
長期線の52週移動平均線が7月第4週(25日で終った週)に504.8円安値をつけて底入れ、上昇に転じた。月足ベースでみた超長期線の24カ月はまだ下落基調にあるが、22日現在、649.4円であり、前日終値こそ636円とプラスカイ離に一歩及ばないものの、20日には692円の年初来高値を付け、大きく上回る場面があり、3月安値333円を大底とした上昇基調が徐々に鮮明になりつつある。8日安値520円から692円まで急騰したことから、利益確定売りが出やすくなっているが、この調整安局面から、押し目買いで臨みたい。
同社株は、05年12月に5120円(株式分割落ち換算で1706円)の上場来高値をつけた。が、翌06年3月に1株を3株に分割した後、業績伸び悩み、連続最終赤字決算もあって、ほぼ一本調子の下げで、今年3月安値333円まで落ち込んだ。そして、ようやく来期業績の再拡大期入り期待を背景に、上昇基調を描き始めたところだ。中期相場を見る週足ベースでは、上記のように52週線が上向きに転じたほか、5月以降、13週線が下支えした上値基調が続いている。そして、26週線が52週線を上抜くゴールデン・クロスは来週末にも示現する見通しにあり、中勢上昇基調入りは一段と鮮明化する。一目均衡表では「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を7月にいったん上抜き、先週再び上抜いてきた。今後、下ブレはあっても、最悪、550円前後にある13週線や「雲」上限が突っ込み買いゾーンと見てよい。
■(前回)アルペン(3028)
先行きの上昇幅は大
アルペン(3028)は、地合い悪化の中も引き続き2000円台固めが続いている。しかも、下値が切り上がる格好は変わっていない。ここで、全般急落相場となれば、同社株も調整を余儀なくされそうだ。が、今年1月安値を基点に、上場来の下降トレンドに終止符を打った相場は、調整一巡となれば、再び上昇基調を鮮明化する余力十分だ。また、ここでの2000円台固めが続くならば、先行きの上昇幅は大と見てよいだろう。
>>前回のアルペン(3028)
(株式評論家・熱田和雄)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR 2008.08.22 |特集

