ウェザーニューズ<4825>(東1)は、10月28日の全般安場面で933円まで叩かれた。7月29日につけた2001年12月以来の高値1799円から48.1%下げたものだが、52週移動平均線を割り込む場面があったものの終値では揃ってプラスカイ離を維持する底堅い展開となっており、週足ベースの一目均衡表で「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限が下値サポートラインとなる形で下支えしているのと同様に強力タッグで下支えし、上値をうかがう構えが整ってきた。ここは長短期とも押し目買いチャンスと捉えたい。同社株は、2000年12月に大証ヘラクレス市場に上場。01年6月に2600円の上場来高値を付けた。東証1部に指定替えされた後は、03年3月に441円の上場来安値を付けて下げ止まった。そして、同年10月に1499円まで戻したものの、業績悪化から再び下落基調に転じ、07年12月21日に465円まで下げ、ようやく下げ止まり、大勢二番底をうった。その後、今年3月に12カ月線が24カ月線を上抜く長期線のゴールデンクロスを示現し相場の上昇基調入りを示唆した後、7月高値に買われ、03年の戻り高値を上抜いたことで、「中勢上昇波動入りを確認」した。1000円処には月足一目均衡表の「雲」上限が下支えすべく控えている。
短期相場を見る日足ベースでは、10月初めに25日線が75日線を下回るデッドクロスをし、短期相場の弱含みを示唆。その後10月28日安値を見た。が、そこから反騰、11月5日に25日線に接近したところで、上げ一服となっているものだが、このモミ合いを経て、週足ベースの強い動きに引っ張られた中勢上昇相場入りが鮮明化すると期待される。
●ウェザーニューズ<4825>(東1)

気象コンテンツニーズの高まりに連続最高益へ
ウェザーニューズは気象コンテンツ最大手。世界の気象情報の提供と開発事業を柱としている。イベント時における気象情報や台風などの気象情報などピンポイントの気象状況を知らせる法人向けデータ提供が好調なうえ、個人向けもネット経由が伸長。着実な業容拡大が期待される。今09年5月期連結業績予想は、売上高は前期比2.1%増の120億円と小幅な伸びだが、営業利益が8.8%増の20億円、最終利益は14.3%増の10億円と増収増益でいずれも過去最高を連続更新する見通しにある。株主分布を見ると、07年11月期まで外国人投資家比率は0.9%程度にとどまっていたが、前08年5月期末には8.7%まで上昇しており、一方、浮動株比率が同ペースで20.4%から13.5%へと下げており、主役交代が見える。10月31日現在の信用倍率は0.54倍と売り長だ。
■(前回)ネットワンシステムズ<7518>(東1)
中長期上昇基調入り
ネットワンシステムズ<7518>(東1)は、6日に17万円まで買われ、3日連続で年初来高値を更新した。10月10日の直近安値10万9400円安値からの上昇とあって、週明け10日は利益確定売りが先行し16万円割れ場面もあったが、14万円台後半には13週移動平均線、13万円台後半には26週線及び週足一目均衡表「雲」上限が控えており、それぞれが下値サポートラインとなるとみてよい。既に、今年1月の上場来安値8万9600円を基点とした中長期上昇基調入りしたと見られるここは「押し目買い」で臨むべきであろう。。
>>前回のネットワンシステムズ<7518>(東1)
(株式評論家・熱田和雄)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR 2008.11.11 |特集

