平田機工<6258>(JQ)は、液晶ディスプレーなど薄型ディスプレー(FPD)メーカー向けに生産設備を製造する。業績面は、15日発表予定の今09年3月期も2ケタの増収増益で連続最高更新見通しにある。会社四季報予想の1株利益は223円。予想PER7倍台はいかにも割安感が強い。会社側は慎重見通しを発表する可能性があるが、極端な数値でなければ問題とはならないとみる。目下、シャープ、松下などFPDメーカーは世界液晶テレビ市場の覇権をめぐり大増産合戦の最中にあり、同社業績の押し上げ要因となる!
新規上場は2006年12月14日、季節だけでなく新興市場もまた冬の時代だった頃だ。同社株は上場翌日に2930円の最高値をつけたが、その後は、何度か1カ月前後の反発局面はあったものの、上値が切り下がる展開が続いてきた。今年4月17日に上場来安値1089円まで下落し、ようやく反騰を開始。5月13日には105円高の1620円まで買われ52週線を初めて突破した。
現時点では、これまでの経緯から4月底入れと断定しにくいものの、<長期下落基調銘柄の長期移動平均線上方かい離回復は買い>とある。4月安値後、5週連続陽線で立ち上がってきたここから長期上昇基調に転じる確率はずいぶん高まったと見てよい。まず打診買いをし、動きを読みつつ、26週線の1400円水準を下値サポートラインとみて押し目買い、1月4日の年初来高値1730円突破から追撃買いで臨みたい。

■日本風力開発 3月27日の戻り高値48.3万円を突破がjカギ
今月8日号では、日本風力発電<2766>(東マ)を<三角保ち合いは放れた方につけ>と紹介した。同社は再生可能な風力を活用した「風力発電所」の開発を手がける「低炭素化」関連株として7月洞爺湖サミットを控え注目度がアップしてきたもの。翌9日に46.3万円をつけた後、12日は43.5万円とひと呼吸入れ、13日には46万円をみた後45.6万円引けと切り返し、陽線引けと下値切り上げ型チャートを継続している。引き続き、「次のターゲットとなる3月27日の戻り高値48.3万円を突破すれば、3月4日につけた分割落ち後高値52.9万円更新の確率は一気に高まる」とみて注目したい。
>>前回の記事
(株式評論家・熱田和雄)
- (1) W底確認が「買い」のサイン
- (2) 三角保ち合いは放れた方に付け(木村化工機)
- (3) 三角保ち合いは放れた方に付け(TAIYO)
- (4) なべ底相場からゴールデンクロス示現は「買い」(タケエイ)
- (5)三角保ち合いは放れた方に付け(日本風力開発)
- (6)長期下落基調銘柄の長期移動平均線上方かい離回復は買い(日本風力開発)
- (7)上値関門突破も先行き相場は全般相場のエネルギー次第(国際石油開発帝石HD)
- (8)200日移動平均線は中長期判断(基準)(日新製鋼)
- (9)押し目待ちに、押し目なし(新神戸電機)
- (10)最高値更新から一段高を目指す条件は?(日本製鋼所)
- (11)「窓」を空けた高値圏から上値を伺う主力株が高く跳ぶ!(NTT)
- (12)オルガノは短中期線GC示現で目先波乱も中期上値試す
- (13)調整局面は材料思惑株の押し目狙いが筋
- (14)長期下降トレンド後のナベ底形成は上昇相場始動のサイン
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR 2008.05.14 |特集

