株のはじめかた

■テクニカル分析


[出来高と売買代金]

 出来高というのは実際に売買が成立した株数のことで、株価と株数を掛け合わせた金額が売買代金です。市場全体の売買代金は、個別銘柄の売買代金を合計して算出します。

 出来高や売買代金は、株式市場のエネルギーを示すバロメーターとされています。一般的に個別銘柄でも市場全体でも、株価が上昇するときには出来高や売買代金が増加する傾向があります。

 出来高が増加するということは、株を買う人が増えていることを表しているわけですから、市場のエネルギーが高まっていることになり、株価が上昇しやすくなるのです。逆に出来高が減少してくると、相場に勢いがなくなってきたと判断されます。
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR