2009年10月20日
決算情報 Media-IR 日本インタビュ新聞社

セントラル警備保障は不況の影響を今期より受ける


総契約件数は6万9616件と4009件増加

 セントラル警備保障<9740>(東1)は、16日に東証アローズで今10年2月期第2四半期決算説明会を開催した。
 第2四半期連結業績は、8日に発表されているように、売上高195億600万円(前期比2.0%減)、営業利益5億9300万円(同32.2%減)、経常利益6億9200万円(同26.8%減)、純利益3億1900万円(同51.0%減)と減収、大幅最終減益であった。
 売上高をセグメント別に見ると、常駐警備は不況のため工場の警備が減少し、臨時警備も減少した。また、警備費を軽減するために、機械警備との併用もしくは機械警備への転化が進んだことで、売上高は101億7600万円(同1.6%減)であった。
 機械警備は、常駐警備からの転化もあり売上高62億3600万円と前年同期より2.0%増となった。
 運輸警備も13億4200万円と1.0%増と順調に伸びた。
 しかし、機器工事の落ち込みが最も大きく、これは大規模案件のズレ込み、不動産関連の不振の影響で警備機器の設置が少なくなり、売上高14億2400万円と20.2%減と大幅な減収となった。
 この不況の影響で、警備のコスト見直しが始まっているが、契約件数の増減を見ると、むしろ増加している。
 しかし常駐警備だけは802件と48件減少しているが、機械警備は6万6036件と3761件増加している。運輸警備も2449件と295件のプラスである。総契約件数は、6万9616件と4009件増加している。
 利益面については、減収であった上に、原価率が79.3%と0.7ポイントアップしたことで、売上総利益は5.2%減益。更に、販売管理費が6200万円増え、営業利益32.2%減、経常利益26.8%減となった。しかし、最終利益が51.0%と大幅に減少しているのは、前期にあった解約違約金3億1300万円の特別利益の影響による。
 通期のセグメント別売上高予想は、常駐警備は、上半期と同じく企業の収益悪化の影響で202億8000万円と前期比1.7%の減の見込み。
 機械警備は設備監視・障害対応は堅調で、小規模セキュリティの拡販も見込めることから、126億円と上半期に引き続き堅調で2.8%増を見込む。
 運輸警備も26億9000万円と1.1%の増収。
 機器工事は、主力商品であるセントリックスの入退館システム、アスコスの拡販が見込めるものの、ハウスメーカー・ディベロッパー等の不況の影響、大型案件の延期の影響で34億円と2.3%減と見ている。
 通期連結業績予想は、売上高396億円(前期比0.3%減)、営業利益14億7000万円(同16.6%減)、経常利益16億9000万円(同13.0%減)、純利益8億2000万円(同23.3%減)を見込む。
 前期まで最高益更新と順調に業績を伸ばしてきたが、不況の影響を今期より受けている。しかし、羽田空港の貨物ターミナル整備運営事業の受注により来年11月から年間売上高6億円も見込める明るい話題もある。