ぱど<4833>(大へ)の09年第2四半期連結業績は、売上高46億8100万円(前年同期47億3600万円)、経常利益1億2700万円(前年同期△3億900万円)、純利益1億1200万円(同△2億9300万円)と減収ながら、販管費を前年同期から3億6100万円削減したことで、第1四半期に続き第2四半期も黒字となり、大幅増益黒字転換となった。前期第1四半期に2億1800万円の経常損失となったことから、事業運営を見直し、営業所の統合と固定費削減、紙媒体の原価削減を実施した。まず事務所の統合等により、前年同期比で社員数は76名減少している。また、不採算地域であった静岡、千葉エリアを休刊するなど、昨年6月比でエリア数は12エリア減少している。紙媒体に関しては有料ページの比率を高め、無料ページを減らして平均発行ページ数を前年同期の36ページから31ページとした。総ページ数は18%減少している。このように、事業効率を高めるために、無駄を省く諸策を実践している。
一方で、積極策も打ち出している。06年10月スタートの「ご近所ドクターBOOK」(年間保存版)が好評であることから発行地域を増やし、現在首都圏を中心に10版を発行しているが、来年の3月までに2版を加える方針。また、「ぱど」「ラーラぱど」「ぱどタウンマガジン」などの紙媒体をeBOOK(電子BOOK)化し、ウェブ上での公開をスタートしている。
このような諸策が奏功したのか、キャッシュ・フローを見ると、営業キャッシュ・フロー1億7300万円、投資キャッシュ・フロー△1300万円、財務キャッシュ・フロー△6300万円となっていて、全て営業キャッシュ・フローの範囲内で収まっていることから、第2四半期末の現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べ9600万円増の11億5300万円と財務内容の健全化が進んでいる。
今通期連結業績予想は、売上高105億円(前期比4.8%増)、経常利益3億円(前期△2600万円)、純利益2億3000万円(同△9000万円)と増収大幅増益で黒字転換を見込む。
進捗率を見ると売上高44.5%、経常利益42.3%、純利益48.9%と50%を割り込んでいるが、同社の売上高は下期偏重であることを考慮すると堅めの数字といえる。


