2014年 底値圏のマーケットで注目される「高配当利回り銘柄」
高利回り銘柄

【高配当特集】山下医科器械は5月の配当と上方修正の期待もあり、関心高まる


■山下医科器械<3022>(東1)

 医療機器商社の山下医科器械<3022>(東1)の株価は出直りの動きを鮮明にしている。売りが一巡し、第3四半期累計の好業績を評価する動きだろう。強基調に転換して出直りが本格化しそうだ。

 九州を地盤とする医療機器商社である。医療機器の販売・メンテナンス、医療材料・消耗品などの販売を主力として、子会社イーピーメディックは整形インプラントを製造販売している。九州最大の需要地である福岡県での市場シェア拡大を最重点戦略として、医療機関向けSPD(病院医療材料管理業務)の契約施設数増加に対応するため13年7月に福岡SPDセンターを新設し、鳥栖SPDセンターとの2拠点体制とした。

 3月28日に発表した今期(14年5月期)第3四半期累計(6月〜2月)の連結業績は前年同期比9.0%増収、同98.4%営業増益、同61.1%経常増益、同80.6%最終増益だった。メディカルサービス分野で放射線室関連がやや低調だったが、一般機器分野では病院建替えや設備更新に伴って手術室ユニットシステムや超音波診断装置などの医療機器備品の売上が増加し、一般消耗品分野ではSPD契約施設増加に伴って医療機器消耗品の売上が増加した。低侵襲治療分野では内視鏡備品や内視鏡処置用医療材料など、そして医療情報分野では医用画像情報システムなどが好調だった。

 通期の見通しは前回予想(7月11日公表、前期決算訂正のため伸び率は修正)を据え置いて、売上高が前期比0.4%増の473億29百万円、営業利益が同20.2%減の4億22百万円、経常利益が同16.3%減の4億97百万円、純利益が同13.3%減の2億79百万円としている。

 第3四半期累計は大幅増収増益となり、通期見通しに対する進捗率は売上高が77.0%、営業利益が155.2%、経常利益が125.4%、純利益が129.0%で利益は大幅に超過達成している。福岡SPDセンターの新設費用、2月28日発表の指名停止の影響、4月の診療報酬・医療材料価格改定の影響などを考慮して通期見通しを据え置いているが、通期利益の増額は濃厚だろう。

コード:3022
市場:東証1部
売買単位:100株
決算期:5月
株価:1,698円(4月16日)
配当:年間33円(5月期末)
1単位投資金額:1,698円×100株=16万9,800円
1単位投資利回り:33円×100株=3,300円
 3,300円÷16万9,800円=1.94%

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