パシフィックネット:環境にやさしい循環型社会の構築に貢献
■更に生産体制を拡充するため東京のデータセンター移設を決定

パシフィックネットホームページ パシフィックネット<3021>(東マ)は、パソコン・OA市場の4R(リユース、リデュース、レンタル、リサイクル)を推進し、環境にやさしい循環型社会の構築に貢献している。
 『廃棄物』として処分されるPC・OA機器を引取り、回収することによって廃棄物の発生を抑えると共に、使えるものは再利用するために、リース会社等または個人ユーザーから、同社専門スタッフまたは提携企業の専門回収スタッフが訪問して物件を引き取る。引き取りした物件に対しては、情報漏洩防止処理や洗浄・修理等の再生処理を同社テクニカルセンターで行い、更には販売または廃棄に至るまでを一貫して自社で行うことによって、回収物件のトレーサビリティ(履歴管理)が確保されている。
 使用されたパソコンを引き取り、中古品として販売可能なものについては、そのまま、あるいは洗浄や修理によって再生し、店舗やインターネット等を通じて販売する。再生不能なものは、分解して部品として、またはそのまま素材として販売。
 一時的に中古品の販売価格は低減したことにより、業績は低迷していたが、前期より、マイクロソフトの正規ライセンスWindows XPを中古PCに搭載した新しいタイプの再生PC(以下リボーンPC)の生産、販売が可能となったことで、状況は一変し、リボーンPCの販売価格は1台6980円となり、それまで値崩れしていた中古パソコンに一定の歯止めがかかった。
 今年4月27日からリボーンPCの生産を開始し、当初は、平和島のデータセンターのみであったが、この間でWindowsXPのインストール技術の蓄積が出来たことから、8月より全国9拠点で生産を順次開始している。今後月間6000台から7000台の生産を目指している。しかし、更に生産体制を拡充するため、9月2日の取締役会で、東京のデータセンター移設を決定した。移設地は、大田区東海1丁目3番6号のAMB大田ディストリビューションセンター1階で、延 床 面 積 合計:3146.28平方メートル、そのうちの事務所部分は240.62平方メートル、倉庫部分2905.66平方メートルとなっている。移動開始は11月9日を予定。
 現在の主な販売拠点は、札幌・仙台・秋葉原・名古屋・大阪日本橋・博多の6エリア7店舗であるが、今期中に秋葉原にもう1店舗オープンする計画。

●環境関連銘柄特集:ストップ汚染・地球温暖化(順不同)

銘 柄 記 事
・ユビキタスエナジー<3150>(JQ) ユビキタスエナジー:エネルギーコストソリューション事業は順調
・パシフィックネット<3021>(東マ) パシフィックネット:環境にやさしい循環型社会の構築に貢献
・タケエイ<2151>(東マ) タケエイ:多様なニーズに迅速に対応する「総合環境企業」を目指す
・朝日工業<5456>(JQ) 朝日工業:全ての工場、事業所で環境負荷低減を強力に進める
・松田産業<7456>(東1) 松田産業:貴金属事業では「東アジアNo.1のリファイナー」を目指す


>>総論へ戻る

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR 2009.10 |特集