日本電産はコア事業のHDD用好調、営業益、純益とも最高益更新で増配

PER10倍、二番底形成の動き日本電産ホームページ

 日本電産<6594>(東1)の、09年3月期は7.3%増収、営業利益は17.1%増の900億円、純益40.9%増の580億円の見通し。営業益、純益とも堂々の最高益行進。予想1株利益は400円、配当は年60円(前期55円)へ増配する。海外比率は7割程度と高く、海外景気後退が懸念されるものの同社コア事業のHDD(ハードディク)用モータが依然好調。「回るもの、動くものに関する世界最大の駆動技術製品になることを目指し積極的かつ特徴的な経営を展開していることが強み。
 株価は10月27日に安値3820円までつけ、11月5日には5700円までボトムから49%高。急反発の反動と全体相場安から4200円前後へ調整で二番底形成の動き。PERは10.5倍と高成長企業として魅力十分の水準。売買単位は100株。

●最高益更新銘柄 「増益維持」はキラリと光る存在(順不同)

銘 柄 記 事
・川崎近海汽船<9179>(東2) 川崎近海汽船は主力の近海部門中心に内航、フェリー部門とも好調
・セントラル警備保障<9740>(東1) セントラル警備保障 無理なく事業の拡大推進
・翻訳センター<2483>(HC) 翻訳センターはリーディングカンパニーとして業界基準を築く
・ツクイ<2398>(JQ) ツクイ 「成長と収益のバランス」を重視した経営方針の下、業績順調
・マークテック<4954>(JQ) マークテックは7期連続の最高益更新へ、今期2ケタ成長見込む
・アクセル<6730>(東2) アクセル 独自の技術力を強みに差別化を図り上場以来5期連続の増収増益基調を継続
・日本電気硝子<5214>(東1) 日本電気硝子はディスプレイ・光関連の電子部品用ガラスが好調
・日本電産<6594>(東1) 日本電産はコア事業のHDD用好調、営業益、純益とも最高益更新で増配

>>総論へ戻る

提供 日本インタビュ新聞 Media-IR 2008.12 |特集