提供 日本インタビュ新聞 Media-IR 2009.09 |特集
飯田産業:第1四半期は大幅増益を確保 |
■原価率2.74ポイント低下、販管費4億4000万円削減 戸建分譲事業を主力とする飯田産業<8880>(東1)は、14日の引け後に今10年4月期第1四半期連結業績を発表した。 売上高253億5100万円(前年同期比10.9%増)、営業利益18億3200万円(同386.8%増)、経常利益16億9400万円(同805.0%増)、純利益9億9600万円(前年同期△5200万円)と2ケタ増収の大幅増益で最終黒字転換となった。 大幅増益の要因は、増収効果に加え、原価率が84.39%と前年同期に比較して2.74ポイントも低下したことにより、売上総利益は39億5500万円(同34.5%増)となったことと、増収にもかかわらず販管費が21億2300万円と前期より4億4000万円減少していることが挙げられる。 セグメント別の売上を見ると、戸建分譲住宅事業は747棟を販売し、売上高は221億2200万円(同13.6%増)。分譲マンション事業は、77戸販売し、16億9700万円(同38.3%減)となっている。 キャッシュ・フローを見ると、営業キャッシュ・フロー30億6300万円、投資キャッシュ・フロー△800万円、財務キャッシュ・フロー△21億200万円となり、第1四半期末の現金及び現金同等物は156億1000万円と前期末より9億5100万円増加している。自己資本比率も41.3%と2.0ポイント改善。 通期連結業績予想は、売上高1126億円(前期比8.2%増)、営業利益82億2800万円(同207.0%増)、経常利益72億5000万円(同308.6%増)、純利益37億5000万円(同371.4%増)と増収大幅増益を見込む。 配当も年間30円(前期10円)と20円の増配を予想。 第1四半期は大幅増益を達成したことから、今期の利益面でのV字回復の可能性は益々現実味を帯びてきた。 |
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