>>【特集】facebookブーム到来で気になる「SNS関連銘柄」
【特集】facebookブーム到来で気になる「SNS関連銘柄」
インタースペースはソーシャルメディア事業へ本格参入
■ソーシャルメディア事業への参入と既存事業拡大に取り組む

インタースペースのHP インタースペース<2122>(東マ)の11年9月期第1四半期連結業績は、モバイルアフィリエイト事業の伸長などで、売上高は前年同期比22.1%増となり、前年第2四半期から4四半期連続増収を達成、四半期売上高で過去最高を更新した。さらに、利益面もSEO事業が単月黒字化するなど、営業利益率も3.6%に改善し前年同期の損失から黒字転換した。

 売上高2208百万円(前年同期比22.1%増)、営業利益80百万円、経常利益80百万円、純利益25百万円。

 11年9月期通期業績は、当初予想(10年11月9日公表)を変えていないが、第1四半期実績も巡航速度で推移しており、一段の伸長が期待される

 事業別では、アフィリエイト事業は、得意とする金融・投資分野が横這い傾向であったが、PCでのeコマースジャンルの伸長、モバイルでのコンテンツジャンルの取り扱いの増加により、同事業初の20億円を達成、売上高2094百万円(同、24.5%増)となった。

 メディア・コンテンツ事業は、不採算メディアの縮小・整理を進め、売上高114百万円(同、9.9%減)となった。一方で2月1日付にソーシャルアプリの開発力強化を目的とした、(株)moregamesを子会社化し、ソーシャルメディア事業へ本格参入した。

●【特集】facebookブーム到来で気になる「SNS関連銘柄」(順不同)

銘 柄 記 事
・ミクシィ<2121>(東マ) ミクシィは株価先行、再人気化には来期の大幅増益が必要不可欠に
・グリー<3632>(東1) グリーは増益ペースが高まる、海外展開の成否が株価の行方を決定
・ディー・エヌ・エー<2432>(東1) ディー・エヌ・エーは足元の増益織り込む、海外展開の動向に注目
・カカクコム<2371>(東1) カカクコムは来期業績が注目点、高成長路線評価を満たすかが鍵に
・サイバーエージェント<4751>(東マ) サイバーエージェントは大幅増益を見直す、原動力は会員数の増加
・デジタルガレージ<4819>(JQS) デジタルガレージはツイッターの成長性を取り込む相場展開に
・ドワンゴ<3715>(東1) ドワンゴは「ニコニコ動画」の成長力に期待、今期は増額が有力に
・クックパッド<2193>(東マ) クックパッドは増益率鈍化、会員数の増加数が株価予想の鍵になる
・楽天<4755>(JQS) 楽天は株価の先行に一巡感、業績のフォローを見守る局面へ移行
・ボルテージ<3639>(東マ) ボルテージは「GREE」向けのソーシャルアプリがヒット
・アイフリーク<3845>(JQG) アイフリークは分割落ち妥当値下回るが出直り余地
・イー・ガーディアン<6050>(東マ) イー・ガーディアンは妥当株価を模索する動きが続く
・インタースペース<2122>(東マ) インタースペースはソーシャルメディア事業へ本格参入
・クルーズ<2138>(JQS) クルーズはソーシャルゲーム関連人気の波及で急騰特性に弾み
・フライトシステムコンサルティング<3753>(東マ) フライトシステムコンサルはソーシャル事業を本格始動!

>>総論へ戻る