>>【特集】facebookブーム到来で気になる「SNS関連銘柄」
【特集】facebookブーム到来で気になる「SNS関連銘柄」
イー・ガーディアンは妥当株価を模索する動きが続く
■2Q累計業績に対しては順調な進捗率

イー・ガーディアンHP SNSや掲示板などソーシャル・ネットワーキング・サービスサイト監視専業大手のイー・ガーディアン<6050>(東マ)は、1月31日に昨年12月1日の新規株式公開(IPO)以来の初決算となる今9月期第1四半期(1Q)決算を発表、上場時予想の第2四半期(2Q)累計業績に対しては順調な進捗率となった。

 1Q業績は、四半期決算が初作成となるため前年同期対比はなく、売り上げ4億4300万円、経常利益5800万円、純利益3100万円となり、2Q予想業績に対する進捗率はそれぞれ43%、55%、52%となり、目安の50%は超えた。

 主力の投稿監視業務では、昨年10月に六本木センターを開設し、大型案件の受注、既存顧客との取引拡大、新規顧客へのアプローチ強化などを進め、カスタマーサポート業務では、ソーシャルゲームにおける問い合わせ対応などの業務を拡大したことなどが寄与した。

 2Q・9月通期業績は上場時予想に変更はなく、9月通期純利益は、2億3600万円(前期比98%増)と連続の過去最高を見込んでいる。

 株価は、公開価格1300円でIPOされ3000円で初値をつけ、6060円まで買い進まれたあと上場人気の一巡で4440円まで調整、調整幅の3分の1戻し水準でもみ合っている。なお売り買いが交錯し、妥当株価を模索する動きが続きそうだ。

●【特集】facebookブーム到来で気になる「SNS関連銘柄」(順不同)

銘 柄 記 事
・ミクシィ<2121>(東マ) ミクシィは株価先行、再人気化には来期の大幅増益が必要不可欠に
・グリー<3632>(東1) グリーは増益ペースが高まる、海外展開の成否が株価の行方を決定
・ディー・エヌ・エー<2432>(東1) ディー・エヌ・エーは足元の増益織り込む、海外展開の動向に注目
・カカクコム<2371>(東1) カカクコムは来期業績が注目点、高成長路線評価を満たすかが鍵に
・サイバーエージェント<4751>(東マ) サイバーエージェントは大幅増益を見直す、原動力は会員数の増加
・デジタルガレージ<4819>(JQS) デジタルガレージはツイッターの成長性を取り込む相場展開に
・ドワンゴ<3715>(東1) ドワンゴは「ニコニコ動画」の成長力に期待、今期は増額が有力に
・クックパッド<2193>(東マ) クックパッドは増益率鈍化、会員数の増加数が株価予想の鍵になる
・楽天<4755>(JQS) 楽天は株価の先行に一巡感、業績のフォローを見守る局面へ移行
・ボルテージ<3639>(東マ) ボルテージは「GREE」向けのソーシャルアプリがヒット
・アイフリーク<3845>(JQG) アイフリークは分割落ち妥当値下回るが出直り余地
・イー・ガーディアン<6050>(東マ) イー・ガーディアンは妥当株価を模索する動きが続く
・インタースペース<2122>(東マ) インタースペースはソーシャルメディア事業へ本格参入
・クルーズ<2138>(JQS) クルーズはソーシャルゲーム関連人気の波及で急騰特性に弾み
・フライトシステムコンサルティング<3753>(東マ) フライトシステムコンサルはソーシャル事業を本格始動!

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