検索ソフトのジョルダンは自己株式取得を発表

ジョルダンのHP ジョルダン<3710>(HC)は11月10日より自己株式の市場買い付けにより取得することを発表した。
同社は11月6日の取締役会で自己株式の取得を決定した。自己株式の市場買い付けの概要は次の通り。@取得株数(普通株式)5万株(上限)、A取得価額25百万円(上限)、B取得期間11月10日〜12月9日。(注)20年10月29日現在の自己株式を除く発行済株式数5,228,667株、自己株式数26,333株。
 同社2008年9月期連結決算は、情報通信業界企業のソフトウェア投資の穏やかな増加とインターネット接続契約数の増加を背景に、同社グループ全体の売上高は、「乗換案内」事業が前期比14.3%増と順調に増加したのに加え、その他のセグメントも増加し、新規事業を立ち上げしたマルチメディア事業の売上減少をカバーした。
 利益面では、「乗換案内」事業が前期比増加したものの、それ以外の部門が減益・損失を計上し全体として営業・経常利益が微減となったが当期純利益は増益となり、その結果、売上高3,254百万円(前期比13.2%増)、営業利益624百万円(同3.6%減)、経常利益627百万円(同3.4%減)、当期純利益363百万円(同5.0%増)。期末配当(年一回)は1円増配し8円とした。 今期通期連結業績について同社は、売上高3,800百万円(前期比16.8%増)、営業利益650百万円(同4.1%増)、経常利益650百万円(同3.6%増)、当期純利益370百万円(同1.9%増)を見込んでいる。同社株は本日450円(前日比17円高)、PBR0.98、PER6.34。。

●好業績・成長期待の自社株買い銘柄(順不同)

銘 柄 記 事
・松田産業<7456>(東1) 松田産業は、資源・環境・食品の時流に乗る割安有望銘柄
・ジョルダン<3710>(HC) 検索ソフトのジョルダンは自己株式取得を発表
・加賀電子<8154>(東1) 加賀電子が自己株式取得を発表
・トシン・グループ<2761>(JQ) トシン・グループは自己株式の市場買い付けを半年間実施
・OBARA<6877>(東1) 今期50周年記念配当と上限8.65%の大規模自社株買いを発表
・京写<6837>(JQ) 増配と自社株買いで京写が続伸
・ミロク情報サービス<9928>(東2) ミロク情報サービスの第2四半期経常利益は232.0%増
・インフォマート<2492>(東マ) 発行済株式総数に対する5.5%にあたる2000株の自己株式取得を発表
・ワールドインテック<2429>(JQ) 11月より自社株買いスタート、業績好調もあり、株価の見直しが予想される
夢真ホールディングス<2362>(大へ) 夢真ホールディングス 収益重視策を打ち出し、黒字転換へ
・武富士<8564>(東1) 武富士は自己株買いと増額修正で上値見込める展開
・アイネス<9742>(東1) アイネスは2ケタ増益の割安銘柄として注目
・信越化学工業<4063>(東1) 信越化学工業はM&Aの原資とする計画で、今後の展開に期待大

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR 2008.11 |特集