アイネスは2ケタ増益の割安銘柄として注目

アイネスのホームページ 日立ソフトグループの情報処理大手のアイネス<9742>(東1)は、10月23日に2009年3月期第2四半期決算と併せて自社株買いを実施すると発表している。
 自社株買いは、200万株(発行済み株式総数の4.73%相当)・10億円を上限として、取得期間は10月24日から12月24日まで、株主還元策の一環として機動的に資本政策を遂行するためとしている。
 足元の業績、第2四半期決算は、地方自治体向けシステム提供サービスや産業分野向けソフトウェア開発なども伸長し、営業損益が前年同期6億1200万円の赤字から5億5800万円の黒字に着地、通期の営業利益は前年比11.9%増の17億円と2ケタ増益を見込む。PBR0.45倍と割安感もあり、水準訂正の動きが継続しよう。

●好業績・成長期待の自社株買い銘柄(順不同)

銘 柄 記 事
・松田産業<7456>(東1) 松田産業は、資源・環境・食品の時流に乗る割安有望銘柄
・ジョルダン<3710>(HC) 検索ソフトのジョルダンは自己株式取得を発表
・加賀電子<8154>(東1) 加賀電子が自己株式取得を発表
・トシン・グループ<2761>(JQ) トシン・グループは自己株式の市場買い付けを半年間実施
・OBARA<6877>(東1) 今期50周年記念配当と上限8.65%の大規模自社株買いを発表
・京写<6837>(JQ) 増配と自社株買いで京写が続伸
・ミロク情報サービス<9928>(東2) ミロク情報サービスの第2四半期経常利益は232.0%増
・インフォマート<2492>(東マ) 発行済株式総数に対する5.5%にあたる2000株の自己株式取得を発表
・ワールドインテック<2429>(JQ) 11月より自社株買いスタート、業績好調もあり、株価の見直しが予想される
夢真ホールディングス<2362>(大へ) 夢真ホールディングス 収益重視策を打ち出し、黒字転換へ
・武富士<8564>(東1) 武富士は自己株買いと増額修正で上値見込める展開
・アイネス<9742>(東1) アイネスは2ケタ増益の割安銘柄として注目
・信越化学工業<4063>(東1) 信越化学工業はM&Aの原資とする計画で、今後の展開に期待大

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR 2008.11 |特集