スター・マイカ・ホールディングスが期末配当を4円増額、年間37円に修正

■自己株式取得を中止し未消化分1億円を配当に振替、株主還元を強化

 スター・マイカ・ホールディングス<2975>(東証プライム)は11月20日、2025年11月期の期末配当予想を4円引き上げ、1株当たり22円00銭へ修正すると発表した。年間配当予想は33円00銭から37円00銭となる。同社は株主還元を経営の重要課題に位置づけ、成長投資を優先しつつ安定配当と増配を継続する方針であり、総還元性向40%の達成を目指している。今回の増配は、好調な業績と未消化の自己株式取得枠約1億円を期末配当に振り替える判断を反映したものである。

 同社は2025年2月21日に決議した自己株式取得(上限3億円)について、約2億円を取得済みである一方、足元の経営環境や株式市場動向を踏まえ、本日をもって残額の取得を中止すると決定した。残る約1億円は株主への直接的な利益還元に充当する。同社は、PBR1倍割れ時の機動的な自己株式取得や、成長投資後の余剰資金を活用した増配を柱とするキャピタルアロケーションポリシーを掲げており、その一環として今回の措置を実施した。

 また、2025年11月期は第3四半期累計で売上高・利益が過去最高を更新するなど業績が極めて好調に推移している。9月30日に公表した通期予想修正のとおり、中期経営計画の最終年度(2026年11月期)に掲げた「営業利益70億円、当期純利益38億円」を1年前倒しで達成する見込みである。好調な業績と財務政策の見直しが相まって、今回の増配と自己株式取得中止に至った。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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