フォースタートアップスがスパークスと資本業務提携、成長産業支援を拡張
- 2025/11/21 07:43
- IR企業情報

■未来創生ファンド連携で求人案件が拡大見通し
フォースタートアップス<7089>(東証グロース)は11月20日、スパークス・グループとの資本業務提携を締結したと発表した。スタートアップ向け人材支援を中核に累計5,400名超の支援実績を持つ同社は、「成長産業支援プラットフォーム構想」のもと事業拡張を進めており、独立系投資会社であるスパークス・グループとの連携により、投資先企業への経営人材紹介を強化する。スパークス側は市場買付で同社普通株式を3億円または発行済株式数の3%を上限に取得する予定で、両社は成長産業領域のエコシステム拡大を目指す。
提携内容は、未来創生ファンドなどの投資先に対するバリューアップ支援やExit支援での連携に加え、資金ニーズを持つスタートアップとスパークス・グループの接点創出を含む。スパークス・グループは日本株運用を基盤とし、技術企業への投資を通じてイノベーション促進に貢献してきた実績を持つ。直近3年間の連結営業収益や純資産は増加基調にあり、同社との協業は求人案件の拡大と企業価値向上に資する見通しである。提携開始日は11月20日で、業績への影響は軽微と見込まれている。
同社は同日、株式分割と定款変更も決議した。12月31日を基準に1株を2株へ分割し、発行済株式総数は6,601,200株となる。投資単位を引き下げることで流動性向上と投資家層の拡大を図る狙いで、発行可能株式総数は定款改定により22,000,000株へ変更される。効力発生日は2026年1月1日で、新株予約権の行使価額も同日に半額へ調整される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























