加藤製作所、空港用除雪車S-580CⅡを函館・釧路空港へ納入、新エンジンで性能強化

■国内唯一のブラシ式除雪車が北海道の主要空港で戦力化

 加藤製作所<6390>(東証プライム)は12月4日、同社が国内で唯一製造する空港用ブラシ式除雪車「スノースイーパS-580CⅡ」を函館空港および釧路空港に納入したと発表した。同機はブラシ式除雪車として最大級の除雪幅を備え、広範囲の作業を一度に行うことで除雪時間の短縮と省人化に貢献する。エンジン刷新によりブラシの回転トルクが向上し、除雪性能も強化された。

 空港の除雪作業では、プラウ車とスノースイーパが連携し、滑走路や誘導路の雪と氷を迅速に処理する。まずプラウ車が雪を押しのけ、その後スノースイーパが残雪を掻き出し、後部ブロワーで滑走路外へ吹き飛ばす仕組みにより、安全運航を支える効率的な除雪体制が構築されている。同社機は作業レベルに応じた複数の機種が展開され、全国の空港で活用されている。

 今回納入されたS-580CⅡは最大8000mmの除雪幅、40km/hの除雪速度、カミンズX-15エンジンなどを搭載し、雪の多い空港で高い作業効率を発揮する。同社は建設機械を中心に長年の技術を蓄積しており、空港除雪分野でも国内運航の安全性向上に寄与している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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