資生堂が急伸、しわ改善効果のある成分に期待広がる

株式市場 銘柄

■年内に有効成分を配合した商品を発売と伝えられ期待高揚

 資生堂<4911>(東1)は3月1日、急伸の始まりとなり、取引開始後に3135.0円(180.0円高)をつけて約3週間ぶりに3100円台を回復した。2月28日付で、「レチノール」という成分にしわを改善する効果があることを発見したと発表。関連報道で、「厚生労働省から効果について承認を受けており、年内に有効成分を配合した商品を発売する」(日本経済新聞3月1日付朝刊)と伝えられ、期待が広がっている。

 年初来の高値は3203.0円(1月27日)になり、テクニカル的にはこの高値を抜けば騰勢第2波に入り「N字型」の上昇相場に発展する可能性が強まるという。2月中旬には大和証券が目標株価をそれまでの3020円から3480円に引き上げたと伝えられた。(HC)

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