【銘柄フラッシュ】リコーが投資ファンドの思惑で上げクボテックは連日ストップ高

銘柄

 7日は、上場4日目のベステラ<1433>(東マ)が好業績などから19.1%ストップ高となり連日の高値更新となり、田中化学研究所<4080>(JQS)は8月下旬に次世代の電池正極材などを好感した急伸相場が二段上げに発展する形で24.3%ストップ高。インフォメーションクリエーティブ<4769>(JQS)も日立グループからの需要増やマイナンバー関連需要の増加などに期待が再燃したようで16.0%ストップ高となった。

 日本エマージェンシー・アシスタンス<6063>(JQS)は前週後半に医療渡航支援企業に認証されたことなどが好感されて16.2%ストップ高。

 クボテック<7709>(東1)が引き続き古河電気工業<5801>(東1)の「次世代フライホイール蓄電システム」にフライホイールを提供することなどが材料視されて3日連続ストップ高の17.4%高となり、リコー<7752>(東1)は投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントによる株式取得などが思惑視されて9.3%高となり、住友重機械工業<6302>(東1)はモルガン・スタンレーMUFG証券が投資判断を引き上げたと伝えられ7.6%高と出直った。日本化薬<4272>(東1)は極小カプセルに入れる抗がん剤の報道などを材料に12.1%高の急伸。東芝<6502>(東1)は順延していた前期決算を9時30分に発表し、急速に持ち直して堅調転換したまま後場も堅調で1.8%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る