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【クマ被害ゼロを目指す新インフラ】Highlandersが国産AI四足歩行ロボット投入
- 2025/12/26 09:00
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■人に代わり危険現場へ、国産AI四足歩行ロボットで追い払いと早期検知
東京大学発スタートアップの株式会社Highlanders(本社:東京都豊島区)は12月24日、国産AI四足歩行ロボットを活用し、クマによる人身被害の未然防止を目指す新プロジェクト「KUMAKARA MAMORU」を開始すると発表した。防衛・インフラ分野などの極限環境で実証を重ねてきた国産AIロボット技術を応用し、深刻化するクマの市街地出没問題に対し、人に代わって里山の境界を守る新たな社会インフラの構築を提案する。
■猟友会の人手不足を補完、里山バッファゾーンを守る新たな社会インフラ
近年、都市部や住宅地にクマが出没する「アーバン・ベア」の増加により、全国で人身被害が相次いでいる。一方、対策を担う猟友会は高齢化や人手不足が進み、危険な山林での巡回や追い払い作業の継続が難しくなっている。同社は「人が危険な現場に入らず、ロボットが役割を担う」との発想のもと、国内フィールドに最適化した高い信頼性を持つ国産AIロボットによる実運用型のクマ対策に踏み出した。
■実証重ね全国展開へ、自治体連携でクマの市街地出没抑止を狙う
同プロジェクトでは、人里と山林の境界にあたるバッファゾーンへ国産AI四足歩行ロボットを展開し、クマの接近を検知・判断・威嚇する。強化学習による自律歩行で不整地を巡回し、最大30kgの重量装備を搭載して大型スピーカーや強力フラッシュライトによる追い払いを行うほか、サーマルカメラとAI解析により夜間でも早期検知を可能にする。今後は里山での実証実験を進め、自治体などと連携しながら、国産AIロボットを活用したクマ対策の全国展開を目指す。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























