ソフトバンク、「NVIDIA GB200 NVL72」搭載AI計算基盤が稼働開始

■1224基GPUで始動、将来は10.6EFLOPS規模へ拡張

 ソフトバンク<9434>(東証プライム)は12月25日、「NVIDIA GB200 NVL72」を搭載したAI計算基盤が12月22日に稼働を開始したと発表した。同基盤は、高性能GPUを活用したアクセラレーテッド・コンピューティングリソースとして、顧客向けサービスやSB Intuitionsによる国産大規模言語モデル「Sarashina」の商用開発などに活用される。

 今回稼働したAI計算基盤は、36基のNVIDIA Grace CPUと72基のNVIDIA Blackwell GPUを1ラックに集約するラックスケール構成を採用し、現時点で1,224基のGPUで構成されている。将来的には4,000基超へ拡張し、10.6EFLOPS規模の計算処理能力を備える計画だ。GPUやCPUを直接冷却する液冷構造を採用し、高密度環境でも安定した性能と高い電力効率を実現する。

 同社はAIとの共存社会を見据え、経済安全保障推進法に基づく経済産業省の「特定重要物資クラウドプログラムの供給確保計画」の認定を受け、国内の生成AI開発基盤の強化を進めている。今後は自社グループでの利用に加え、日本国内の企業や研究機関向けにサービスとして提供し、計算資源の安定供給と開発環境の強靱化に貢献する方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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