トライアル、AI発注「CIX-自動発注」264店舗へ導入完了

■スーパーセンター全店にAI自動発注、本格DX展開

 トライアルホールディングス<141A>(東証グロース)傘下のトライアルカンパニーは2月17日、AI発注最適化ソリューション「CIX-自動発注」のスーパーセンターを中心とする264店舗への本格導入完了を発表した。NTT AI-CIXとRetail AIの合弁会社であるRetail-CIXが提供するAIとデジタルツイン技術を活用し、店舗オペレーションのDXを加速する取り組みである。

 同社は1984年の商号変更以来、「ITで流通を変える」を掲げて流通革新を推進してきた。少子高齢化による労働人口減少や人材確保難を背景に、発注業務の属人化や過剰在庫が課題となっていたことから、一部店舗で実証を実施。効果を確認し、2025年9月から全店へ順次展開してきた。

■約28,000SKU対象、過剰在庫約30%削減見込む

 「CIX-自動発注」はAIとデジタルツイン技術により、納品回数の最適化や棚割連動型の在庫最適化を実現する。複数の発注を集約し棚割情報を反映することで、補充作業の負荷軽減とバックヤード在庫の最小化を図る。対象は全国のスーパーセンター全店およびsmartの一部店舗の計264店舗(2026年2月10日時点)で、容量やサイズ違いも含めた約28,000種類の商品を扱う。

 見込まれる効果は各店舗で月180人時の作業人時削減、過剰在庫約30%削減である。実証では補充業務約10%軽減、在庫20%削減も確認された。人とシステムの役割を再定義し、「悩むムダ」を排除することで、買いやすく買いたい売場づくりに人材を集中させる狙いである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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