プラマテルズの今期第3四半期は増収増益

■利益面で高い進捗率となっていることから、上振れも期待できる

 合成樹脂のプラマテルズ<2714>(JQS)の今期第3四半期は、増収増益であった。

 今期16年3月期第3四半期連結業績は、売上高443億50百万円(前年同期比4.0%増)、営業利益6億63百万円(同9.7%増)、経常利益6億49百万円(同7.5%増)、純利益4億39百万円(同22.4%増)。

 当社が属する合成樹脂卸売業界においては、原油相場の低迷、それに伴うナフサ価格の低下傾向は、売上高・利益額の面で苦戦を強いる要因となっているが、当社の場合は、増収増益で堅調といえる。

 通期業績予想に対する進捗率は、売上高74.5%、営業利益80.9%、経常利益81.1%、純利益89.6%と利益面で高い進捗率となっていることから、上振れも期待できる。

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