ソニー、三菱商事など14社連携でバイオマス由来プラスチック供給網構築、5地域で可視化

■世界初のリニューアブルプラスチック量産サプライチェーン

 ソニーグループ<6758>(東証プライム)傘下のソニーは2月6日、三菱商事<8058>(東証プライム)、三井化学<4183>(東証プライム)、出光興産<5019>(東証プライム)、東レ<3402>(東証プライム)、ADEKA<4401>(東証プライム)など14社と共同で、バイオマス原料を用いたリニューアブルプラスチックのグローバルサプライチェーンを構築したと発表した。5つの国・地域にまたがる体制で、オーディオ・ビジュアル製品など高機能製品に使用可能な品質を確保しつつ、量産規模での供給を実現する取り組みで、原材料から製品までを一元的に可視化する点が世界初となる。

 高機能製品は使用される樹脂の種類が多く、難燃性や光学特性などの要件も厳しいため、再生プラスチックへの全面転換が難しかった。今回の取り組みでは、マスバランス方式を用いてバイオマス原料由来の特性を各種プラスチックに割り当て、従来と同等の品質を維持したリニューアブルプラスチックの製造を可能にした。これにより、ソニーは自社製品に必要な原材料を主体的に選択できる体制を整える。

 さらに、サプライチェーン全体の可視化により、参加各社は検証可能な形でGHG排出量を把握でき、カーボンフットプリント削減に活用できる。今回の構築は、ソニーが化石資源由来バージンプラスチック使用量ゼロを目指す中で、三菱商事と進める共同プロジェクト「Creating NEW from reNEWable materials」の一環であり、今後も高機能製品分野への導入を拡大する方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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