【株式市場】(14時40分)日経平均は2万3000円を出没し上げ一服だが材料株などの売買は活発

株式

◆日経平均は2万2974円94銭(27円43銭安)、TOPIXは1809.81ポイント(3.94ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億3930万株

 22日(14時40分まで)の東京株式市場は、日経平均が3ヵ月半ぶりに2万3000円台を回復し、NYダウは約2ヵ月ぶりに2万5000ドルの大台を回復したことを挙げ、株価指数ベースでは目先的に上げ一服感が強まるとの見方があり、日経平均は前場に続いて小動きを続けた。14時過ぎに49円50銭安(2万2952円87銭)まで軟化した。半面、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は引き続き高い。

 その分、材料株や好業績株の物色は活発で、ペガサスミシン製造<6262>(東1)は今期の増益見通しへの評価が再燃とされて前場急伸したまま強い相場を保ち、ベイカレント・コンサルティング<6532>(東マ)は中間配当の開始などが好感されて一段高。アズジェント<4288>(JQS)は中期計画発表などが注目されて一段高。

 東証1部の出来高概算(14時40分現在)は10億3930万株(前引けは6億6201万株)。売買代金は1兆6551億円(同1兆564億円)。1部上場2083銘柄のうち、値上がり銘柄数は664(同1049)銘柄、値下がり銘柄数は1319(同932)銘柄。

 また、東証33業種別指数は4業種(前引けは7業種)が値上がりし、値上がりしている業種は、パルプ・紙、陸運、卸売り、空運、となっている。(HC)
 

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