壱番屋は4日ぶりに高値更新、第1四半期の営業利益2.4倍、コロナ禍からの回復が想定以上の見方

■既存店ベースの売上高は前年同期比13.3%増加

 壱番屋<7630>(東証プライム)は6月27日、6%高の5800円(340円高)で始まった後伸びきれないが4日ぶりに年初来の高値を更新し、2020年9月以来の5800円台に進んで売買されている。26日の15時30分に第1四半期連結決算(2023年3~5月)を発表し、売上高は前年同期比14.2%増加し、営業利益は約2.4倍となるなど大幅な増収増益。コロナ禍からの回復が想定以上との見方が出ている。

 第1四半期の連結営業利益は約2.4倍の12.6億円となり、四半期純利益は同2倍の8.8億円だった。新メニューに加え、3月には『カレーハウスCoCo壱番屋』で使えるお食事券が当たるキャンペーンや、新メニューの名称を投票で決定するお客様参加型キャンペーンを実施した。国内店舗の既存店ベースの売上高は前年同期比13.3%増加した。今期・2024年2月期の連結業績予想は全体に据え置き、営業利益は43.0億円(前期比19.0%増)を継続した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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