【株式市場】日経平均一時275円高となり新規上場銘柄は好発進

株式

◆日経平均の前引けは1万8323円67銭(152円07銭高)、TOPIXは1481.62ポイント(19.02ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億6001万株

チャート4 17日前場の東京株式市場は、米国の金融政策決定会合FOMCが米国時間の16日から17日に開かれる中でNY株式が続伸140ドル高となったため安心感があり、ホンダ<7267>(東1)が16日に年間販売台数の下方修正観測が伝えられたにもかかわらず一時4%高など、輸出関連株を中心に全般好調だった。日経平均は朝方に275円24銭高(1万8446円84銭)まで上げ、10時30分に上海市場が反落して始まると値を消したが、前引けは152円07銭高(1万8323円67銭)となった。マザーズ指数だけは小安い。

 ソニー<6758>(東1)はNY高に加えて「4K」内視鏡の開発が伝えられて戻り高値を更新し、NTTドコモ<9437>(東1)はスマホの通話料金引き下げなどがあるが高い。ソフトクリエイト<3371>(東1)は自社株買いなどが好感されて活況高。日本基礎技術<1914>(東1)などの風水害関連株が高く、ネットワークバリューコンポネンツ<3394>(東マ)は弊社16日開催のIRセミナーも奏功して出直りを強めた。

17日に新規上場となったブランジスタ<6176>(東マ・売買単位100株)はネット上に無料の電子雑誌などを出し、公開価格は450円。買い気配を上げて10時18分に647円で初値がつき、高値は654円、前引けは599円。

 東証1部の出来高概算は9億6001万株、売買代金は1兆635億円。1部上場1899柄のうち、値上がり銘柄数は1195銘柄、値下がり銘柄数は568銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る