朝日ラバー、医療・ライフサイエンス事業拡大のため新子会社設立へ、デバイスやシステム機器の提案を強化

■医療機器販売で企業価値向上を目指す

 朝日ラバー<5162>(東証スタンダード)は3月19日、取締役会において新たな販売子会社の設立を決議したと発表。この新会社は、医療・ライフサイエンス事業の拡大を目的とし、医療用ゴム製品の製造・販売に加え、デバイスやシステム機器の提案を強化する。35年にわたる実績を基盤に、海外子会社や協業先と連携し、日本・中国・東南アジアでの貢献度を高める計画である。

 新設される子会社の名称は「株式会社朝日フロントメディック」で、資本金は5000万円、設立は2024年内を予定しており、朝日ラバーが100%出資する。新子会社は朝日ラバーの医療・ライフサイエンス事業の製品を顧客に販売する予定で、2024年3月期の連結業績には影響しないとしている。

 朝日ラバーは、2023年4月から第14次三ヵ年中期経営計画の一環として、光学事業、医療・ライフサイエンス事業、機能事業、通信事業の4事業を通じて企業価値の向上に努めている。特に医療・ライフサイエンス事業は、収益の第二の柱と位置づけ、朝日らしさを活かした医療現場と患者のQOL向上に貢献するビジョンを掲げている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る