HEROZが後場一段と出直る、しずおかFGグループと住宅ローン不正検知AIシステムの運用を開始

■慎重で緻密かつ多量の審査、担当者にかかる負担を軽減

 HEROZ<4382>(東証スタンダード)は4月10日の後場一段と出直りを強め、8%高の1640円(117円高)まで上げて約1週間ぶりに1600円台を回復している。同日午前、しずおかFG(しずおかフィナンシャルグループ)<5831>(東証プライム)の静銀信用保証株式会社(静岡県静岡市)と住宅ローン審査業務に活用する不正検知AIシステムの実務適用を4月より開始と発表し、注目材料視されている。

 発表によると、従来の住宅ローンの審査業務では、審査業務の効率化や審査精度の向上に加え、慎重で緻密かつ多量の審査による審査担当者にかかる業務負担も解決が急がれる課題として認識されている。今回、静銀信用保証で運用を始めた不正検知AIシステムは、住宅購入目的でない可能性のあるローンの申し込みを即時に検知し、不正利用を防止する。これにより、審査精度の向上が図られるとともに、審査担当者にかかる業務負担の軽減にもつながるとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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