メガチップスが戻り高に迫る、発行株数の5.6%規模の自社株買いなど好感

■発行株数に対する割合が大きく好感度も大

 メガチップス<6875>(東証プライム)は8月21日、5%高の4340円(200円高)で始まった後も上値を試す相場となり、午前10時過ぎには8%高の4465円(325円高)まで上げ、約1か月前につけた今年の戻り高値4490円に迫っている。20日の15時に発行済み株式総数の5.6%、100万株を上限とする自社株買い(自己株式取得)を発表、発行株数に対する割合が大きく好感されている。

 発行株数に対する割合が大きいため、一部には大株主などからの売却意向を疑う様子もあるようだが、こうした特殊要因は特段ないもようだ。

 発表した自社株買いは、取得上限株数100万株(自己株式を除く発行済株式数の5.6%、上限)、取得総額45億円(上限)。この分だけ実質的な株式価値が向上する。2024年8月21日から25年3月31日までの予定で実施するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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