オカムラ食品工業、オランダに海外卸売子会社設立へ、欧州市場へ本格進出

■中計「2030」達成へ海外卸売を拡大、アジアに続く第7拠点

 オカムラ食品工業<2938>(東証スタンダード)3月24日、オランダに100%出資の海外卸売事業子会社を設立すると発表した。取締役会で決議したもので、欧州市場への本格進出とグループ内シナジーの強化を狙う。新会社は「Okamura Trading Netherlands B.V.」(予定)で、2026年5月設立、7月の営業開始を見込む。

 同社は養殖から販売までの垂直統合型ビジネスを展開し、「中期経営目標2030」で国内養殖量と海外卸売の拡大を成長エンジンに位置付けている。アジアでの販売は順調に拡大しており、さらなる成長に向け欧州へ進出する。オランダは食品市場へのアクセスや物流、税制などの観点から拠点に選定し、今後はドイツやフランスなどでの営業展開や小ロット販売を進める方針だ。

 また、デンマークやラトビアの養殖子会社から供給されるサーモントラウトや魚卵を活用し、加工度の高い商品提供や販売支援を行うことで、養殖事業との相乗効果を図る。今回の拠点は海外卸売事業として7拠点目となる。資本金は150万ユーロで同社が100%出資し、業績への影響は軽微と見込む。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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