2026年衆院選YouTube動画28億回視聴、前回の10倍に、切り抜き系が8割占める

■総視聴数は自民党・中道改革連合が2強、「切り抜き系」政治チャンネルが存在感

 選挙情報ポータルサイト「選挙ドットコム」を運営するイチニは2月13日、2026年衆議院議員総選挙(2月8日投開票)に関するYouTube関連動画の動向調査結果を発表した。対象は1月27日から2月8日に公開された動画で、データ取得日は2月9日~10日。動画タイトルに「衆院選」や政党・候補者名を含む投稿を集計した。

■サードパーティー投稿が83.8%、切り抜き系チャンネルが存在感示す

 総視聴数は28億0272万9391回(動画本数約9万本)に達し、前回衆院選2024の2.7億回、参院選2025の17億回を大きく上回った。内訳は「政党」12.0%、「議員・候補者」4.2%に対し、サードパーティーが83.8%を占めた。投稿形式ではショート動画が69.9%と多数を占め、討論会や街頭演説の特定シーンを強調した動画が拡散した。

 政党別総視聴数は自民党が約2億2719万回で首位、中道改革連合が約1億3859万回で続き、2勢力が他党を引き離した。個人別では「高市早苗」氏関連動画が約4億4615万回と突出した。サードパーティー動画の分析では、保守的なコンテンツが伸びやすい傾向がみられ、政党ごとにポジティブ・ネガティブ比率にも差が出た。

 再生数上位のサードパーティー動画では「切り抜き系」チャンネルが73.3%を占め、タレントやYouTuber(12.1%)、テレビ・新聞・雑誌(6.0%)を上回った。500万~1300万回超の動画も確認され、政党や候補者自身の発信に加え、第三者制作の動画が有権者の情報接触において重要な役割を担った実態が浮き彫りとなった。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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