マルマエ、26年8月期中間期・通期業績・配当予想を上方修正、半導体市場改善と高利益率受注増が寄与

(業績修正速報)
 マルマエ<6264>(東証プライム)は2月20日に26年8月期中間期・通期連結業績予想および配当予想の上方修正を発表した。半導体製造装置市場環境の継続的改善に伴って売上高が想定を上回り、利益率の高い受注の増加、特別利益(補助金収入)の計上なども寄与する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は急伸して最高値更新の展開だ。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。

■26年8月期は上方修正して大幅増収増益予想

 26年8月期中間期・通期連結業績予想および配当予想の上方修正を発表した。半導体製造装置市場環境の継続的改善に伴って売上高が想定を上回り、利益率の高い受注の増加も寄与する。また第2四半期の特別利益に補助金収入9億57百万円を計上(サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金、26年1月29日付で公表済み)する。

 修正後の中間期連結業績予想は売上高が86億円、営業利益が15億40百万円、経常利益が14億30百万円、親会社株主帰属中間純利益が16億円とした。前回予想(25年10月10日付の期初公表値、売上高81億円、営業利益12億円、経常利益11億円、親会社株主帰属中間純利益7億円)に対して売上高を5億円、営業利益を3億40百万円、経常利益を3億30百万円、親会社株主帰属中間純利益を9億円それぞれ上方修正した。

 なお前期第3四半期よりKMアルミニウム(KMAC)を新規連結して連結決算に移行したため、前年同期の非連結業績(売上高39億11百万円、営業利益9億52百万円、経常利益9億44百万円、中間純利益6億64百万円)との比較で見ると、売上高は120%増収、営業利益は62%増益、経常利益は51%増益、親会社株主帰属中間純利益は141%増益となる。

 修正後の通期連結業績予想(KMACを通期連結、前期は5ヶ月分を連結)については売上高が177億円、営業利益が32億円、経常利益が30億円、親会社株主帰属当期純利益が27億円とした。前回予想(25年10月10日付の期初公表値、売上高172億円、営業利益28億円、経常利益26億円、親会社株主帰属当期純利益が17億円)に対して売上高を5億円、営業利益を4億円、経常利益を4億円、親会社株主帰属当期純利益を10億円それぞれ上方修正した。

 前期の連結業績(売上高114億03百万円、営業利益21億03百万円、経常利益19億36百万円、親会社株主帰属当期純利益13億55百万円)との比較で見ると、売上高は55%増収、営業利益は52%増益、経常利益は55%増益、親会社株主帰属当期純利益は99%増益となる。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。

 配当予想については、年間20円(第2四半期末10円、期末10円)上方修正して、前期比36円増配の76円(第2四半期末38円、期末38円)とした。大幅増配で予想配当性向は35.7%となる。

■株価は急伸して最高値更新の展開

 株価は急伸して最高値更新の展開だ。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。2月20日の終値は3905円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS213円09銭で算出)は約18倍、今期予想配当利回り(会社予想の76円で算出)は約1.9%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS643円76銭で算出)は約6.1倍、そして時価総額は約510億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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