【銘柄フラッシュ】GSIクレオスが急伸しジグソーは「AR・VR」「自動運転」両面で高い

銘柄

 25日は、GSIクレオス<8101>(東1)が特殊形状のカーボンナノチューブに関する一部報道などが材料視されて前場は小一時間ほどストップ高の44.6%高に張り付き、ごばは14時前から再びストップ高を続けて東証1部の値上がり率1位。中盤から再びストップ高。スターティア<3393>(東1)はAR(拡張現実)アプリに関する発表などが材料視されて朝方からストップ高の19.5%高を続け東証1部の値上がり率2位。サイバネットシステム<4312>(東1)は前週3次元形状を素早く簡単にモデリングできる最新の米社製品を発表した翌日からストップ高を交えて急伸相場となり、本日は2日連続ストップ高の18.7%高で東証1部の値上がり率3位となった。

 ピクセラ<6731>(東2)は25日付で「360度パノラマVR体験アプリ」を発表し、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)関連株人気が波及し22.4%高。阿波製紙<3896>(東2)は和紙伝来の紙すき製法を応用した炭素繊維強化プラスチックに関する報道があるとされて大引けまで気配値のままストップ高の18.5%高。

 ジグソー<3914>(東マ)は25日付で提携先の英社が「AR/VRエンジン+Unity3D」を日本国内でリリースと発表し、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)関連株人気が波及し13.4%高。19日付では自動運転技術のZMP社(東京都文京区)との共同開発を発表た翌日ストップ高となったため自動運転技術の関連株としても買いが流入。

 テクノホライゾン・ホールディングス<6629>(JQS)は自動運転の実用化に向けた車載カメラなどへの注目が再燃してストップ高の28.9%高。平田機工<6258>(JQS)は斬新な家電で成長する英ダイソン向け事業への注目などが言われて一段高となりストップ高の23.8%高。アパマンショップホールディングス<8889>(JQS)は政府が「民泊」政策を二段階で緩和と伝えられ15.8%高と大きく出直り拡大。

 ラクス<3923>(東マ・売買単位100株)は類似銘柄とされるエイジア<2352>(東マ)が本日19.5%高と急激な出直り相場になったため割り負け感が強まったとの見方があり、前週末の上場来安値から急反騰となりストップ高の24.6%高。リアルワールド<3691>(東マ)は仮想通貨ビットコイン取り扱い企業との提携を12月中旬に発表してから急動意となっており、フィンテック(金融IT)関連株物色が再燃とされてストップ高の20.1%高。アスカネット<2438>(東マ)は自社株買いが好感されて7.4%高となり2日続伸の出直り継続となった。

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