鉄鋼株が5日続伸基調となり中国・全人代など引き続き注視

株式市場 銘柄

■李克強首相は年6.5%以上の経済成長を表明などと伝わる

 新日鐵住金<5401>(東1・売買単位100株)は7日の後場も5日続伸基調の2210.0円(1.0円高)で始まり、JFEホールディングス<5411>(東1・売買単位100株)も5日続伸基調の1626.0円(26.0円高)でスタート。引き続き、中国の製鉄業界が抱える設備過剰の解消は日本の鉄鋼メーカーにとってもプラスといった見地から、同国で3月5日に開催された全人代(全国人民代表大会)での経済政策などを注視する雰囲気がある。

 中国・全人代(全国人民代表大会)の動向については、「李克強首相は第13次5カ年計画で、2016年から20年までの年平均成長率目標を6.5%以上にする方針を表明」「財政政策では、国内総生産(GDP)に対する財政赤字の比率を前年の2.3%から3%に拡大」(上海7日ロイター通信、11時30分過ぎ)などと伝えられた。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る